またひとつ階段を登る君がいる。
今日は少し歩く事が出来たね。
人間の成長っての恐ろしく早い。
そして、
反対に衰退してしまうのも早い。
早く言えば忘れるのも早いって事か?
いつか君が自分の意志で踏み出す時には、どうかゆっくり進んで下さい。
そして、僕と言えばまた繰り返してしまった。
やはり前世は消えないのだろうか?
また何日間かブログを書けずにいました。
また、万引きで捕まってしまったからです。
今回は絆創膏(傷が消えるやつ)とサイダーとコアラのマーチと猫のエサの缶の、計四点。
手順はデカいトートバッグ(※文末イラスト参照)です。
人間の記憶を試したくて、あえて以前僕を捕まえてくれた、Gメンさんの居る、お店にしました。
Gメンさんは快く、僕に…
「会計お済みじゃないものありませんか?」
と告げて来ました。
「知らねーよ」
と言いましたが、
「見てましたよ全部」
の一言ですんなり事務室へ
どうやら、Gメンさんは、僕を覚えてはいませんでした。
悔しくなった僕は、成金ぶり
「金ならある、払えばいいだろ!なんならあんたの日給分くらい払ってやる」
と言い放ちVALENTINON(バレンチノン)の財布を投げ付けました。
すると、店長が
「そういう問題じゃない!あーだこーだ!」
と怒鳴りました。
そして、僕の方を見るなり
「君!前もしただろー!」
と、僕を覚えててくれました。
嬉しくなった僕は、今回の研究の趣旨を説明しましたが、うまく受け入れてはもらえませんでした…
なので、とりあえず泣き崩れ、受験勉強のストレスを打ち明け、昨日見逃した再放送のドラマの内容を聞いてみました。
警察、家族、学校、職場、一つを選び誰かに迎えに来てもらいなさい。
と、言われたので、
「一つなんて選べない、罪な自分に選択する権利などない、腹を斬る!サムライだから。」
と告げ、
結果…
警察、家族、学校、職場、すべてを呼んでもらいました。
みんなに会いたかったし、大人数でバーベキューみたいなの、したかったから。
そして、接点のなかった奴らが次々と事務室に顔を出し、僕を責めました。
なので、僕はGメンさんを責めました。
でもあまりにも険悪なムードだったので、金は払うからピザーラを頼んでくれと言い、みんなでピザを摘まみながら、
何人の異性と付き合ったか?
の話題を振り続けました。
決して団欒(だんらん)とは言えませんが、こうして僕の何度目かの万引きは幕を閉じたのです。
留置と言う新たなるステージを僕に与えて。
冒頭の文章は以前、万引きした際に、小さかった子供が、歩ける様になっていたと言う、ほんわかする話です。
僕と全く関係ありませんし、今となっては以前見た子供なのかすら、わかりません。
ただ、少し大人ぶりたかっただけなのでしょう。
※トートバッグ
