5.19 鳥取×山形のTV観戦日記 快勝の原因を分析してみる! | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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総評


・ブーイングをしたサポーターに対する選手の意地なのか?

・高さ中心にただ単に鳥取が弱かっただけなのか?

・冷静な奥野采配が功を奏したのか?


多面的な分析が必要な試合になりました。


第14節まで(戦前)の鳥取の失点数は18失点。J2平均15.8失点よりは少々多めですが、データ上では6失点するようなざるディフェンスという印象はありません。そんな鳥取から、獲るもとったりの6ゴールでした。原因は一つではないでしょうね。その辺を分析し、今後を占いたいと思います。




選手の意地


ホームで不甲斐ない敗戦を喫した選手たち、昇格うんぬん以前に、自らのサッカー選手価値を破壊しかねない酷い試合でした。好調の中村とて、結局は抑えられてしまえば、自らのサッカー選手としての価値が下がってしまいます。移籍によるステップアップもかないません。奮起は当然です。


一方、この試合では、メンバーが大きく入れ替わりました。


CB

作田→李

堀之内→西河


ボランチ

マサル→堀之内


SH

比嘉→伊東

廣瀬→山崎


4人の選手が入れ替わりました。


李については、これまでもポカを連発し、先発から外されましたが、出番が回ってきました。一生懸命にやっていたと思いますが、危ないシーンもありました。


西河の起用は、まさに、このゴールを獲って欲しいための起用だと思います。監督の期待に応え、チャンスをものにしました。


伊東と山崎については、コンディションさえ良ければ、比嘉や廣瀬よりは上の選手です。ゴールこそありませんでしたが、前を向く良いプレーが多くありました。



一方、再度の出場チャンスをもらった選手たちも奮起が見えました。


林は、これまではゴールが獲れずに硬くなっていたようです。西河と同じ高さを活かしたゴールを期待されたと思いますが、1点目も2点目も足でのゴールでした。万全とは言えませんが、この2ゴールで少しは吹っ切れたんではないでしょうか?


中村、ロメロフランク、山田の3人のパフォーマンスが、札幌戦に比べて格段に向上しましたが、これを演出したのが堀之内でしょうか。堀之内に操つられたことで、3人が意地を見せてくれました。後ほど分析します。



以上のように、選手が意地を見せてくれたほか、そうさせた采配自体も良かったでしょう。




高さの差


メディアによる分析によれば、「高さの差」が勝敗を分けたように書いてあります。


スタメンの平均身長は、モンテ178cmに対し鳥取175cmと、あんまり差がありません。


一方、背が高い3人の比較(GKを除く)では、モンテ184.7cmに対し鳥取177.7cmと、7cmの差があります。


確かに、この差が出たと言えば出たかもしれません。


しかし、私は伊東が蹴ったCKが全てだったと思います。風上を利用したイン・スイングの鋭いキックが西河にぴったり合いました。これくらいのCKが蹴れれば、今後もゴールの可能性は高まるでしょう。


実際、高さが決めてではなく、2点目も3点目も高さは無関係です。最後は、萬代、西河と高さのゴールが生まれましたが、3-0となって鳥取の集中力が切れた後のゴールです。参考にはならないでしょう。


従って、高さではなく、伊東のキックを誉めるべきです。




功を奏した奥野采配


廣瀬と比嘉に代えて、伊東と山崎を起用した采配は大あたりでした。


比嘉はケガですが、廣瀬はベンチに入っていたので、純粋に采配的中と言えるでしょう。伊東は2つのゴールを演出し、特に重要な先制点を導きました。あのキックは素晴らしいです。


山崎もダメ押しごっつあんゴールを決め、トドメを刺しました。これで途中投入の萬代も気楽にプレーができ、ファインゴールを獲ったと言えます。


こうやって、ゴールをすることで自信も高めて行くでしょうから、直接的な効果として、このSHの起用は大正解でした。




しかし、もっと重要な采配が行われていました。堀之内のボランチ起用です。


「サトケンの穴が埋まってない」ということは何度か触れてきましたが、モンテには中盤の中央底に陣取るアンカー的な役割ができる屈強なボランチが必要なんです。華麗なプレーは必要ありませんが、ミスなく、かつ、常にボールを前に繋いで行ける選手です。


中盤のアンカーとしてマサルがダメであることは前節に書きましたが、宮阪とて消去法での選択です。決して十分な選手ではありません。一方、堀之内がどれほどできるかの確信もなかったのですが、マサルと宮阪の体調不良というピンチをチャンスに変えました。



堀之内が中盤の底で機能し、伊東と山崎がSHでガッチリとボールを握ってくれたことで、堀之内-伊東-山崎という中盤の三角形ができました。

この三角形を基盤として、ロメロフランク、中村、山田の3人の推進力が生まれました。非常に良い組み合わせだったと思います。




今後の展望


マサルと宮阪は不要?廣瀬や比嘉も力不足?

この試合を思えば、こういう考えもありでしょうね。


とはいえ、マサルはMr.モンテですし、宮阪も非常に貴重な生え抜き戦力、山崎と伊東はケガに弱く、堀之内はベテラン。モンテは総力戦で戦って初めてプレーオフに残れるくらいの戦力しかありません。


今後の展望としては、やはり、マサルと宮阪には大いに奮起してもらって、「サトケンの穴」を感じさせないようにしてほしいです。


また、ベテランの山崎はともかく、伊東にはケガをしないような身体づくりを要求します。伊東がベスト・コンディションでいられる試合を何試合組めるかですね。



今季のモンテがプレーオフを勝ち抜く条件として、マサル、宮阪、伊東といった中心選手が、しっかりとプレーできることが大事だと思います。





結果 鳥取 0 - 6 山形
会場 とりぎんバードスタジアム

観衆 1,677人


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