7.30 川崎×浦和の観戦日記 終盤に見せた新たな可能性 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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サッカー、Jリーグ・川崎フロンターレ、マラソン、旅行、温泉、グルメなど、様々な日記を書き綴りたいと思います。

「逆鬼門」なんですねえ。等々力で浦和に勝利なし(リーグ戦)とは。。。


試合は残念な結果になりました。無得点の敗戦は、わかりやすい見どころがありませんから、余計に気持ちがブルーになりますね。


とはいえ、主力が大量欠場の中であることを考えても、また、終盤に見せた新たな可能性について考えても、悲観するような試合ではなかったように思います。選手の個の力で見れば、1.5軍の川崎が浦和を攻め続けたというのも興味深い点です。いつの間にか、クラブの力は上がっていたようです。


まあ、雑感としてはこんな感じですが、今日は、川崎が変えた方が良い点、および、その兆しが見えた点を中心に書いてみたいと思います。




まずは、川崎の大きな問題点である守り方から考えてみます。


てっちゃんとコテッチャンのブログ-浦和戦DF1

今季の川崎の守り方は、「相手を片側サイドに追い込んで、ボールを奪取して攻め込む」という単純な方法です。上手くいく時はどんどん攻められますが、非常に運動量を必要とする守り方であり、疲労がたまって怪我もしやすいので、私は好きな守り方ではありません。現状の大量欠場の原因とも考えられます。


Jクラブも研究が進んでいて、ほとんどのクラブが似たような対処方法を取っています。


上図に示したのは対策(その1)ですが、川崎が設定したピッチ左側の守備ゾーンから思いっきり離れた逆サイドに選手を1人置いておき、何とかして、そこにサイドチェンジのボールを入れようとします。川崎の前線はサイドチェンジをさせまいとプレッシャーをかけます。この両者の凌ぎ合いです。


一旦、サイドチェンジが成功してしまうと、川崎の守備陣は斜めに20mは下がらねばならず、下がってる最中に相手選手に中央方向に良いランニングをされ、そこにパスが送られてしまうと大ピンチになります。


広島戦で何度かあったように、SBがサイドチェンジを読んで、パスカットできれば完ぺきですが、通ってしまうと大ピンチですので、かなりリスキーな守り方だと思います。




てっちゃんとコテッチャンのブログ-浦和戦DF2

上図は対策(その2)です。浦和戦ではこれで失点しました。


もうひとつの対策はCBとGKの間の広大なスペースに縦のロングボールを放り込むことです。浦和戦ではジュニのシュートの跳ね返りをシンプルに繋がれました。


ここでの最大の問題点はイガのポジショニングと思っています。彼は自分の定位置を捨てて前に出るのが好きなんですが、相手ボールに変わった直後の対応が非常に緩慢です。戻りの出足で完全に遅れる上、戻るスピードも遅いときます。


それに加えて、GK相澤の守備範囲の狭さです。相澤は至近のシュートへの反応は素晴らしいのですが、とにかくゴール前だけしか守っていないので、CBが前に出てしまうと、どうしようもなく広大なスペースができてしまいます。そこにロングボールを放り込まれるため、川崎の守備陣は走らねばなりません。


イガがもう少し試合巧者になることを相馬監督は祈っているのでしょうが、私にはそれは期待薄のように思います。GKが相澤の時は、読みが良い田中裕をCBにしてイガをSBに回すか、あるいは、SBにサネという選択肢もあろうかと思います。


GKが杉山の場合は、彼はけっこう前に出ますので、多少はスペースが狭まりますが、いずれにせよ、イガのポジショニングは問題です。




さて、悪い話はこれくらいにして、最後はちょっとだけ見えた光明について書きたいと思います。この試合、楠神がなかなか良い動きをしました。福森投入後のフォーメーションを振り返ってみたいと思います。


てっちゃんとコテッチャンのブログ-浦和戦終盤OF

福森投入後、川崎の布陣は多分こんな形だったと思います。楠神登場から福森登場まで20分ほどありますが、楠神はだいたい中央にいましたので、ノボリが出場中のフォーメーションも実態はこんな感じだったのではないでしょうか?


楠神が中央を自由に動き、中央からパスを散らすシーンが何度かありました。田中裕の決定機(外しましたが)を演出したのも楠神の中央からのプレーでした。


練習試合でも見ましたが、楠神はサイドの位置でのプレーを得意としません。彼の能力の半分も出せません。それよりも、360°自由に動ける中央の方が彼の力をふんだんに発揮できるように思います。ジュニも概ね同じことが言えると思いますし、考えようによってはノボリもそうかもしれません。


川崎にはこの「真ん中でプレーできる選手」が複数存在するわけですから、私はこうした攻撃パターンの方が良いと思います。


以前も書きましたが、この陣形で攻撃すると、守備にも移りやすいという利点があります。但し、楠神のポジションの役割が重要ですし、それに加えて、中盤の底の守備力も非常に重要です。この守備の要のポジションは特に鋭い読みが求められますが、タサ、イナ、柴崎なら十分にできると思います。



いろいろと書いてしまいましたが、今季の川崎は非常にポテンシャルを感じるチームに仕上がっていて、それをどう引き出すのか、監督のさじ加減一つで如何様にでも変わっていくと思います。


次節以降のフロンターレに期待しましょう。



結果 川崎 0 - 1 浦和

観客 20,047人


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