ナビスコカップ浦和戦、モンテを応援しに、いや、戦術習熟度の調査に埼スタに行ってまいりました。結果だけを見れば凡戦でした。リーグ戦8試合を終えた時点で、勝ち点6のチームと勝ち点5のチームが対戦した退屈な試合でした。
浦和のお客さんは正直です。かつてはプレミアムがついていた『レッズシート』(バックスタンド中央)がこれほどガラガラとは驚きでした。この試合はシーズンチケット対象試合だったはずですので、シーチケではレッズシートの売れ行きが良くないということなのでしょうか?あるいは、この試合には来なかったのか?
いずれにせよ、ファンがこのように判断した試合を振り返ってみましょう。モンテだけですが。。。
この試合、モンテのプレーを全体として見てしまうと、いつものダメ試合です。見応えがあるシーンは非常に少なかったと思います。しかし、今季は困難な新しい戦術への取り組みを祈る気持ちで見守るシーズンです。私としては、全試合を通じて、可能な限り、一歩でも進化した点、可能性を感じたシーンを探そうと思います。
そう、素晴らしいプレーは、今季もバルセロナにたくさん見させてもらいました。そっちで楽しめば良いんです。私が応援しているクラブは、バルサでもなく、マンUでもない、地方の低予算のJクラブであり、建築途上の地元の成り上がりクラブなんです。
前回の甲府戦の日記で、モンテが今季に進化しなければならないと私が考えるポイントを紹介しました。
ボール奪取後に、どれだけ簡単に、スピーディーにシュートに持っていけるか?
そして、その攻撃にはいろんな選手が参加するという目標です。
この試合でも何回か良いシーンがありましたので、まずはそこを見てみましょう。
【前半8分のシーン】フルのポストを経由したカウンター。
フルに楔のパスが入りますが、簡単に手前にボールを残します。フルのポストは安定感があります。
フルが残したボールを左サイドに流れたハセにラストパス!ハセ、シュート!
この間、4~5秒。まずまずのスピードです。フルはポストプレーの勘所がいい選手です。小林監督の意図は、このフルのプレーをハセに学ばせようとしているように思います。
【後半25分のシーン】結果的にハセがポストマンとなったカウンター。
典型的なカウンターですが、ハセは楔に出る気配がないんです。
で、楔のパスが来て、ハセはびっくり!慌ててポストプレーに動きます。
ハセのトラップはものすごく下手くそでしたが、何とか、楔が入りました。そのボールを走り込んできた伊東に落とします。太田君を経由したでしょうか?
ポストプレーでボールを捌いたハセは一気にゴール前にランニング、時間を稼いだ伊東がゴール前に良いクロスを上げます。決定機に近いシーンでした。ほんのちょっとズレてましたが。
ただし、ちょっと時間がかかりすぎでした。
逆にイマイチだったシーンも見てみましょう。
【後半22分のシーン】サトケンがパスカットを食らったシーンのひとつ。
サトケンにボールが入ったのは良いんですが、その先の受け手がいないんです。サトケンは赤矢印方面にスルーパスを出せたはずですが、誰も駆け込んでないんです。これではチャンスが広がりません。
【前半38分のシーン】右サイドからのカウンター。
攻め始めてからわずか3秒後、ボールはバックラインにパスされました。このシーン、ハセが楔に出てきませんでした。センターサークルががっぽり空いているのにね。
【後半18分のシーン】左サイドからのカウンター。
ところが、前線で受ける選手がおらず、仕方なく、左SBにバックパス。これにてチャンス終了。
まずまず良い位置でボール奪取に成功したシーンはこれ以外にも存在しました。しかし、その先、手早くゴール前に運べません。
ハセや広瀬の動き、特にハセの動きを見ていると、裏へのパスに反応しようとしているように見えますが、実際は何も考えていない可能性は否定できません。
石竜が入れば、裏へのパスが出る可能性はあります。しかし、石竜欠場ではそれは期待薄。ほとんどの選手は、裏へのスルーパスを出す能力も経験もありません。したがって、石竜がボールをもった場合を除き、ハセはポストマンとして戻ってくるべきだと思います。そのことによって、チャンスが広がる可能性があります。
ポイント整理
・ハセは楔に出てこい!
・前に進むことを恐れるな!
・とにかく早く、何回も攻めてみよう!
結果 浦和 2 - 0 山形
観客 23,275人
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