日本×ヨルダン&高校サッカー決勝のTV観戦日記 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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この3連休に、アジアカップのヨルダン戦、および、高校サッカーの決勝戦が開催されました。冴えない試合でしたが、一応、観戦後の感想を書き残しておくことにしました。誰も関心ないでしょうが、暇があったらご覧くださいませ。



まずはアジアカップ「日本×ヨルダン」


ザッケローニ体制になって、事実上の初戦、香川も加わり、「どんなサッカーを見せてくれるのか?」と期待して見ていましたが、立ち上がり5分で幻滅することになりました。皆さんはどうでしょうか?


まだ、新監督の指導がまったく行きとどいていないのか?

いやいや、結局、世代交代しても何も変わらないのか?


ん~、前者であることを期待したいですね。



この試合、個人的には注目してしまして、『勝利給問題』でガタガタしている中、きっちりとファイトしてくれるのか、いやはや、結局、口だけなのか?その辺りに注目していましたが、両方いた感じです。


勝利給でごちゃごちゃ言っているのだから、この日の出場選手を評価してみましょう。

◎きっちりとファイトできた・・・内田、香川。

○ファイトしようとしていたものの空回り・・・吉田、李、岡崎。

△機会が少なくて見せ場が限られた・・・川島、長友、今野、藤本、前田。

×進歩がなく何もしなかった・・・本田、松井。

※判定不能・・・長谷部、遠藤。

こんな感じに見えました。


ザック監督は『コンパクトなサッカー』という目標を掲げていますが、この×組はどうも違いますね。Off the ballで足が止まっているようにしか見えませんでした。とにかく自分中心の王様サッカーで、他選手(前田、香川、岡崎)のためにスペースを作る動きという意識は皆無と思いました。味方を活かす動きはメッシでもしますよ。


前半は諸悪の根源「本田」がピッチの中央を占領しているものだから、前田も香川も何もできずじまい。前半で下げられた前田は気の毒でした。

後半から前田を李に代えましたが、当然、何も変わりません。本田がサイドに流れるようになって多少はマシになりましたが、積極的にスペースをつくるというわけではないので、効果は限定的でした。


で、もう一人の問題児「松井」を岡崎に代えてから、チームに少し動きが出てきたでしょうか?


そして、本田が退き、藤本が入ってからの数分は見ごたえがありましたね。チームが生き返りました。吉田の同点弾は必然、勝ち越しの可能性もあったかなと。


遠藤、長谷部を判定不能としたのは、彼らの役回りを考えると、本田と松井がいる間は何もできなかっただろうなと思うからです。あえて言えば、もっと早く吉田を前に出して、SBとボランチで最終ラインをカバーできなかったのかなと。そういう戦術判断ができるベテランですよ、彼らは。


次戦、またもや本田を真ん中に置くのか、本田はベンチに置いて香川を真ん中に置くのか、サイドに松井を使うのか、このあたりに注目しようと思います。


それにしても香川は凄いですね。中央で4人引き付けてパス出しちゃうんですから。上手くなったというよりは、最初からあれくらいできたんでしょう。それが、ドイツと言う舞台で磨かれたのかな?




次は高校サッカー決勝「久御山×滝川二高」


いや~、大味な試合になってしまいました。お互いにほぼノーガードで打ち合った感じですね。まあ、この寒い中で35,000人もの人が見に来てくれたんだから、そういう意味では面白くて良かったんじゃないでしょうか。


特に、4-1になってから4-3まで追い上げ、同点の可能性もあった数分間は面白かったですね。


とはいえ内容的には問題です。



まず、久御山


ゴール前ディフェンスは、結局、破綻したままでした。準決勝での破たんはCBのキャプテンが欠場しているからだと思いましたが、何の関係もなかったです(とはいえ、今日はもう一人のCBが欠場)。この日もいいようにサイドから崩されまくり、滝川の攻撃陣の決定力が流経大柏よりもはるかに上回っていたために、大量失点となりました。


疲れなんですかねえ?


パスサッカーでしっかりと攻撃するのは好感が持てるのですが、パスサッカーの割に妙な場所でボールを失うことが多く、更に加えて、ボールを取られた後のファーストディフェンスが遅れてました。


パスサッカーはコンパクトにしているわけですから、ディフェンスへの切り替えも早いはずですが、準決勝、決勝ともに、そういう姿は見られませんでしたね。


しつこいですが、疲れなんですかねえ?




一方の滝川第二


このチームの中盤のディフェンスは凄いですね。2トップが騒がれてますが、この中盤のボール奪取型の守備力がこのチームの本当の心臓でしょうか?あのボール奪取あっての2トップの得点量産でしょう。


パスをつなぐわけでもなく、平山みたいなでかい選手に放り込むわけでもなく、何となく特徴のないチームと思っていましたが、結局、中盤でフィジカルの力の差でボールを奪っちゃうのが特徴なんですね。


勝つには良い戦術でしょうし、特にJに上がる選手もいないようなので、高校生フットボーラーの最高の思い出として、「日本一」というタイトル奪取は非常に価値があると思います。


おめでとうございます。



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