今季のFC東京は第10節終了時点で14位(2勝4分4敗)と、確かにモンテ(8位、4勝2分4敗)よりも順位は低いです。しかし、昨季の最終順位は5位(勝ち点53)のクラブです。モンテ(15位、勝ち点39)とは格が違うと考えて当然です。
FC東京は戦い方にややムラがあるクラブで、最終順位が5位でも、良い時は首位の力を発揮します。川崎は痛い目に会いました。一方、ダメな時は10位以下ですが。。。FC東京サポの頭の痛いところでしょう。
この日のFC東京。6戦、勝ちなし、順位も14位と低迷し、少なくともACL出場を目指すクラブとしては、何ともふがいない成績です。『喝!』が入って当然でしょう。ルーキー重松選手をスタメンで起用するなど、城福さんの采配は「がむしゃらに行け!」だったと思います。
一方のモンテ。その強豪クラブに対して、「大宮戦」のような、どちらかといえば『慎重』な、別の言い方をすれば「上位クラブとして受けて立つ」戦術で臨んだように見えました。それは「間違い」であったと考えます。前々節の名古屋戦のような「挑戦的」な戦い方が妥当であったでしょう。この試合はゲームプランを間違えたと思います。
増田が出れるのであれば、増田、下村、途中出場した山田を並べて、上位クラブへの挑戦者として戦ってほしかったと思います。いつものメンバーを並べたことで、動きが重く、モンテイレブンとしてはやや保守的に受けて立ってしまったように見えました。まあ、それが監督のメッセージであり、選手はそれに従っただけなので、選手に落ち度はありません。今日は小林さんの采配ミスでしょう。
全体の雑評としてはこんな感じです。
それでは、いつもの注目点を中心に、ちょっとだけ各論にも触れておきましょう。
ボランチの評価
まず、相変わらず最初のパスが後方であることが多く、トライの回数が少なかったと思います。奪ってすぐに何本か前線へのパスは出していましたが、精度は低く、ほとんど通りませんでした。「成功=トライ×精度」ですので、トライを増やしてほしいです。
カウンターに対する守備
先制点の重松選手のシュート。モンテにしては守備が緩いし、シミケンも油断していたかもしれませんね。でも、重松選手は交代するまで「死ぬ気で走っていました」ので、純粋に運動量の差による失点と、重松選手をほめておきましょう。
ハセ復帰
良かったですね。さすがにゲーム感覚の問題は感じましたが、動きは自然でした。ナビスコの試合が幾つかあるので、そこで調整してほしいです。
今季のモンテ
昨季に比べて安定感が高まりました。「基本はガッチリ守ってカウンター」ですが、ボゼッションできる時もあります。大宮戦の日記に書いたように、互角以下のクラブに対しては良い試合ができると思います。
しかし、上位クラブに対する戦いぶりは難題だらけです。清水、鹿島、FC東京と、対上位クラブ対戦は手も足も出ない完敗を喫しています(名古屋戦は良かったですが)。守るだけで攻めてこなければ、相手も怖さを感じずに容赦なく攻めてきます。
上位クラブに対しては、「ダメ元」で仕掛けていかないと、今後も完敗が続きそうです。新戦力を使って、挑戦してほしいと思います。
最後にFC東京についても少々
「14位?どうしちゃったの?」と思っていました。守備陣はレギュラー選手が安定していますが、攻撃陣の駒が不安定なようですね。この日は重松選手が大当たりでしたが、彼が機能しなければ、この日も下位クラブの戦いとなり、小林モンテの策略の術中にはまっていたかもしれません。
攻撃のレギュラー選手を固められると良くなりそうですが、重松選手も高卒ルーキーなので、あまり使い過ぎると米本選手の二の舞になってしまいます。やっぱり、外国籍選手かなあ。。。そこが揃わないと、ACLには届かないように思います。
今日はここまでにしておきましょう。
結果 山形 0 - 3 FC東京
観衆 11,176人・・・少ない。。。
よろしければ「ポチ」っとお願いします。