昨季、カシマスタジアムでは「シュート0本」という不名誉な記録を作ってしまいました。その後の残り試合もゴール・ゼロに終わり、選手が自信を失うきっかけになってしまったと思います。この試合、勝敗も大事ですが、自信回復を目指す意味でも、今季のモンテのレベルチェックという意味でも、内容が非常に重要な試合と思いました。
この試合、「シュート数は8本」と、モンテの昨季の平均シュート数と同数のシュートを放ち、かつ、1得点を奪うことに成功しました。大きな前進です。田代、増田、下村と、経験も能力もある新加入選手が活躍してくれました。攻撃シーンも多く作り出し、自信回復にはなったのではないでしょうか?
第4節が終了し、今季の順位17位は昨季の4位と比べれば確かに悪いです。しかし、チームとしての力量ははるかに上回っていることを確認できました。順位の違いは、昨季とは対戦カードがまるで逆だからと割り切るべきでしょう。最終的には、14位、13位という位置を狙え、また、勝ち点も昨季の39点に若干の上積みが期待できると思いました。
さて、「1-3」という負けゲームの観戦日記にしては、非常に楽観的な書きっぷりをしましたが、タイトルには「チームの方向性は?」という疑問符をつけました。その意味は、「今季に勝ち抜くことはできそうですが、長期的にどんなチームを作っていくのだろうか?」という疑問の投げかけであります。
「モンテのサッカー」って何でしょうか?
多くのサポーターが共有できるキーワードって何でしょうか?
年末年始番組だったでしょうか、宮沢キャプテンがテレビで「ねっづく」戦う!みたいなことを言ってましたが、モンテのサッカーって、「丁寧に守って、カウンターで得点」というサッカーなのかもしれませんね。
そういう視点で見ると、この試合も「まだまだやなあ~」と思いました。上手く守って、ボールを奪ったシーンでも、カウンターというよりは、ほとんどの選手が、一旦、後ろを向く傾向があります。まるでポゼッション・サッカーをするかのようです。
このあたり、各選手が勇気を持ち、クイックな切り替えと、とにかく前にボールを運ぼうとする強い意識が必要なんじゃないでしょうか?
当面の課題は、モンテで育った選手から、この「ねっづい」戦術を具現化する中盤の選手を育成することだと思います。現時点でこの役割に最も近づかなければならない選手は、マサルとケンタローでしょう。でも、私が見る限りでは、まったくできていません。後ろを向く癖があります。
小林監督としては、増田と下村を彼ら2人のそばに置き、お手本を見せる形で進歩を促したいと考えているのではないでしょうか。この試合も、マサルとケンタローを残し、途中交代で下村と増田を投入、彼ら2人が近くで見るチャンスを作りました。
前節の浦和戦も、下村についてはそうでした。
まあ、今季は残留云々よりも、こんな視点で見ていきたいと思います。
結果 鹿島 3 - 1 山形
観衆 22,089人
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