2.6 日本代表-中国代表のTV観戦日記 イナは良いです。 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

てっちゃんとコテッチャンのブログ

サッカー、Jリーグ・川崎フロンターレ、マラソン、旅行、温泉、グルメなど、様々な日記を書き綴りたいと思います。

まずは、寒い中、現地観戦に行かれた方、たいへんお疲れ様でした。とても寒そうなので、私はTV観戦でした。


それにしても、2試合連続のスコアレスドローとは。。。

ベネズエラ戦はTVでも見ていないので比較はできませんが、今日の内容では「前途多難」ですね。



さて、今日の着目点は、試合に関係なく稲本選手でしょう。


最後に注意して見たのはフランクフルト時代だったと思います。中盤の底を一人で切り盛りしながら、スルスルと前線に顔を出すスタイルは、フランクフルト時代も、今日も健在でしたね。今日はイナが一人で中盤をカバーできているためか、ヤットさんが自由に動けていた感じがします。逆にケンゴは消えていたような。。。

スルスルと前に出ていく割に、相手カウンターの時はセンターバックのカバーに行けている。いやー、今日のイナには脱帽です。フロンターレが何が何でも獲得に動いたわけですね。素晴らしい!


某氏の日記によれば、今日のフロンターレの練習試合ではV字型の中盤を敷いていたようで、中盤の底にはヨコが入っていて、動きも秀逸だったようです。イナとヨコが中盤の底を一人でカバーできれば、相当に攻撃的になりますね。まさにバルサスタイル。ケンゴ、タニ、タサ、ユウジ、ヴィトール、楠神あたりが中盤の前めの二人ということでしょうか。

ジュニ、ヘナ、ノボリ、タサあたりがウィンガーだと思いますが、彼らがワイドに開ければ非常に楽しみなフォーメーションになります。



さて、今日の代表戦に戻ります。

酷い内容だったので皆さん関心もないと思いますが、簡単に感想を並べておきます。


このチームで一番の問題はウィンガーに位置する選手がゼロであることだと思います。前半、玉田が右サイドでボールを持つや、100%の確率で中へ中へとドリブル侵入し、相手に囲まれていました。左サイドの大久保にはボールが来ないため、大久保まで中に入ってきてしまう。何度か岡崎が右サイド深くに切れ込みましたが、2009年の得点王がクロスを上げているようでは日本代表は点が入りません。それどころか、シュートも打てない始末。ゴール前中央に、ケンゴ、玉田、岡崎、大久保、遠藤等が結集しており、この混雑ではどうしようもないでしょう。ケンゴが消えるわけです。


オフシーズン、当然ながら、見るサッカーと言えばプレミアリーグやリーガエスパニョーラとなったわけですが、2ヶ月くらいこれらのサッカーに目が慣れたせいか、「日本サッカーは本当に中へ中へ行くなあ」と痛感させられました。欧州サッカーは、サイドラインぎりぎりのプレーが非常に多くて、そして、ワイドに広がっているのに大きなサイドチェンジも頻繁にあります。一方のわが国サッカーは、バックラインから入るパスが中央で、そのまま中央をぐちゃぐちゃと進めています。サイドライン沿いのプレーが非常に少なく、あってもラインぎりぎりじゃないので、中のスペースを食っちゃいます。今日のゲームでは、後半の終盤は右サイドハーフのゾーンに誰もいませんでした。まさに、オシムが言う「小学生サッカー」。


「Jリーグの選手は欧州サッカーをテレビでは見ているのか?」と疑いたくなります。可能であれば、オフには欧州サッカーを現地観戦してほしかったくらいですが、そんなことは願えないのでしょうか。悲しい限りです。エイジは例外的に偉いのかな。自分でイタリア行っちゃってますから。


フロンターレは、中へ中へ入らぬよう、ワイドなサッカーをやってほしいものです。



にほんブログ村 サッカーブログ 川崎フロンターレへ
 にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ モンテディオ山形へ
 にほんブログ村

↑よろしければ、「ポチ」っとお願いします。