去る土曜日、深夜25時キックオフのクラブワールドカップ決勝をTV観戦した。バルサ圧勝を見るために。しかしながら、試合内容はご承知の通りである。
このような試合に持ち込んだのは、エストゥディアンテスの頑張りだ。称賛に値すると思う。バルサの中盤のパス交換をことごとく封じ、最後までリズムを作らせなかった組織的なディフェンスは、「圧倒的な格上相手に勝つために本気で準備してきた」ことを見事に表現していた。どこかのクラブとはずいぶん違う。
試合としては、「1シーズンの6大会すべてで得点する」という前人未到の偉業を成し遂げた若手ストライカーの同点ゴールがすべてであった。彼がいなければ、バルサは「2度あることは3度ある」、つまりは、2006年と同じ結果になっていたと思う。同点の場面、ワンチャンスを得点に結び付けられる冷静さが彼にはあった。エース・ズラタンが空回りする中、カンテラ(下部組織)出身の若者がバルサを救ったのである。
同点ゴールを奪ったペドロは、実は今季(09/10シーズン)からトップチームとプロ契約を結んだルーキーのような選手である。トップチーム・デビューはバルサB(カンテラ)に所属しながら出場した07/08シーズンだが、本格的にブレイクしたのは今シーズンだ。今季の活躍ぶりは実に素晴らしい。上述した通り、今季は6大会で得点している。リーグ戦でも、左サイドウィングのアンリを追い抜きそうな勢いだ。
こうした初々しい若手がブレイクしてこそチーム力があるというものだと思う。バルサの初優勝はこうしたクラブ作りが正しいということを証明しているように思う。私の好みはバルサのような育成型である。
今季のバルサの大型補強といえばズラタンくらい。天文学的な費用で補強したレアルとは対極的だ。09/10のリーグ戦はレアルとのデットヒートが続くであろうが、クラブ作りの方向性が真逆のクラブ同士の戦いがどちらに吉と出るのか、楽しんで見守りたい。
結果 エストゥディアンテス 1 - 2 FCバルセロナ (延長)
観衆 43,050人
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