2/13 こわい本 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

バレンタイン直前で
うっきうきモードの
名古屋の繁華街栄にて
毎月13日恒例の読書会
「こわいほん」が開催されました。

13日の金曜日!

3ヶ月ぶりに参加させて
頂きましたよ。


さて、今回も読みたい本が豊作です。
さっそくメモさせて頂きます。

闇の底 (講談社文庫)/講談社

薬丸 岳さんの
「闇の底」

薬丸作品、私もちょこっと読んでたんですが、
これは未読でした。

女児を狙う犯罪者が次々と
殺害されるというお話みたいです。

卑劣な犯罪者を次々と殺害していく人物を
現実でもちょっと期待してしまう……
その自身の心理に恐怖を感じてしまったという
ご紹介者さんの談。

かなり気になる1冊でした。
読んでみようと思います。



魔の断片 (Nemuki+コミックス)/朝日新聞出版


伊藤潤二さんの
「魔の断片」

怖いマンガです。
短編集らしいのですが、
ペラッと開いたページがもうすでに
いろいろとすさまじかったです。

でもご紹介者さんのお話を聞いていると
いろいろと気になってくる……。

シュールで一歩間違うと
ギャグに見える、
そのギリギリをついてくるという本書。
読みたい……でも怖い。

以前、同じご紹介者さんが
持っていらっしゃってた
同著者の「猫日記 よん&むー」から読みたいです。
猫なら……いける!



白の闇 新装版/日本放送出版協会


ジョゼ・サラマーゴさんの
「白の闇」


人類がどんどん失明していくというお話らしいです。
しかし、パニック映画的な雰囲気ではなく
もうちょっと哲学的とのこと。

視界が真っ白になってしまった人々は
本性をむき出しにし、
社会が崩壊していく、
その様子が怖いらしいですよ。

「見られている」と思うから
人は秩序だった生活を守れるのかも、ですね。
この本も気になるので読んでみます。


シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)/講談社

三津田信三さんの
「シェルター終末の殺人」

三津田作品!
ちょうど今図書館で
「七人の鬼ごっこ」という作品を
借りてきているのですよ。

こちらは作家三部作の中の一作とのこと。
未読でした。不覚。

内容は地下シェルターで起こる
連続殺人事件というわりとベタなネタらしいのですが
この本を読んでおくと
後の三津田作品をより深く楽しめそう、
とのことでした。

これは読むしか……。

累(1) (イブニングKC)/講談社


松浦だるまさんの
コミック「累(かさね)」

「累」と聞くと、例の怪談を
思い出すんですが
モチーフはそれかも、ですね。

醜い少女累が母の遺した紅をつけて
唇を交わすと、その人物と顔が
入れ替わってしまうという設定だそうです。

累ちゃんは有名女優の娘で
演技力はバツグンだそうですが
容姿がアレなので、
容姿のよい別の少女と契約をして
顔を入れ替えて女優活動をします。

しかし、いろいろと齟齬を
きたしてきてしまってきて……
まだ連載中だそうです。

興味深い設定なのせ
機会があったら読んでみたいですねー。




わたくしの紹介本はこちら ↓

「隠れ不良」からわが身を守る生活防衛術/双葉社

ブログUPしてますので
詳しくはコチラ↓
隠れ不良からわが身を守る生活防衛術



バレンタイン直前ということで
いろいろとお菓子を頂き
楽しい読書会でした。

しっかし、外に出たときの
衝撃の寒さといったら……
「こわいほん」たちの影響なのか
体感的には今年イチバンでしたよ。