「カンナ 鎌倉の血陣」鎌倉幕府の謎を考察 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

カンナ 鎌倉の血陣 (講談社文庫)/講談社

歴史:あったか気分あったか気分あったか気分 /5
アクション:17171717 /5


高田崇史さんの
「カンナ 鎌倉の血陣」を読みました。


鴨志田甲斐は婚約者の海棠聡美と
お茶会に参加するため鎌倉を訪れた。

どういうわけか、友人の竜之介と
実家の出賀茂神社の巫女である貴湖も
別の人物から同じお茶会に招待されていた。

ところが、お茶会が始まる前に
主催者の加賀美宗朝が何者かに殺害されてしまう。



忍者の家系である甲斐くんが
盗まれた社伝を追う
カンナシリーズ6作目です。

今回は鎌倉がテーマでした。
鎌倉幕府や源頼朝、源頼家、源実朝の死の
真実に迫ります。

歴史には疎いのですが、
このシリーズはライトなので
かなり読みやすいんですよね。
おもしろかったです。

歴史トークも盛り上がりますが、
本筋の方も、より忍者関係が
複雑で謎が深まってきました。

どうなってしまうんでしょうか。
シリーズ当初から謎の多い人物
諒司さんがまた印象を大きく変えてきましたね。
敵か、味方か……。

続きも楽しみです。