- ハンニバル〈上〉〈下〉 (新潮文庫)/新潮社
グロい: /5
ワクワク: /5
トマス・ハリスさんの
「ハンニバル」を読みました。
クラリス・スターリングは
麻薬犯罪者のイヴェルダ・ドラムコと
撃ち合いになり殺害してしまう。
イヴェルダが抵抗し先に撃ちってきたため- やむを得ない対応だったが、
彼女が乳児を抱いていたという事実に
世論は騒然となった。
厳しいバッシングと
同僚ブリガムの死に打ちひしがれた
クラリスのもとに手紙が届く。
7年前に逃亡した
ハンニバル・レクター博士からだった。
「羊たちの沈黙」の
7年後のお話です。
おもしろかったです!
本当に。
前作ではまだまだ若いクラリスも
ここにきて私と同い年に……。
しかし、彼女の行動力と機転は
比べるべくもなく、ですが。
そしてレクター博士が
不気味にカッコイイですね。
復讐を成し遂げようとする
メイスン・ヴァージャーより
断然、レクター博士を応援してしまいますよ。
最強の悪役ですね。
彼の過去からただよう陰鬱な陰も
魅力を引き立てますな。
レッドドラゴンも読もうと思います。
今さら過ぎますが
このシリーズいいですねー。