「QED御霊将門」 怨霊なのかどうなのか。 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

QED~ventus~御霊将門 (講談社文庫)/高田 崇史



事件はない:☆☆☆ /5
わくわく:あったか気分あったか気分あったか気分 /5


沙織は急にタタルとの花見の約束を
取り付けてしまったと奈々に告げた。

靖國神社を周り、
千鳥ヶ淵で桜を堪能しようと
考えていた奈々と沙織だったが、
急に話題に飛び出した平将門に縁のある
神社をめぐることに……。



この人の出てる番組が見たい ブログネタ:この人の出てる番組が見たい

QEDのタタルさんが
墓とか神社とか案内してくれる番組が
見たいです。
でも、タタルさんが考察を始めると番組が
中断するんですよね、きっと。


「ventus」ってついてるので
今回は幕間という感じの1冊でした。

このシリーズの名物(?)の
無視されがちな殺人事件が
起こりません。

のんびりと将門関連の史跡をめぐり、
1つの考察を打ち立てます。

将門のお話、
面白いですね。

将門を慕っていた人々と
それを貶めようとしていた人々の跡が
いろいろと残っているのですね。

真実はわかりませんが、
今回も歴史ロマンいっぱいでした。