- 完全なる首長竜の日 (宝島社文庫)/乾 緑郎
不思議な世界:/5
- ワクワク:
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乾緑郎さんの
「完全なる首長竜の日」を
読みました。
Mirokuさんのブログで拝見しました。
和淳美の弟の浩市は昏睡状態で
コーマワークセンターに入っていた。
先端医療の機器を使用し
「センシング」という方法で
現実の世界のように弟と対話することが
できる。
しかし徐々にセンシングをしている状態なのか
現実なのかが曖昧になりはじめた。
「このミステリーがすごい!」の
大賞受賞作品だそうです。
ふわふわ系ですね。
夢か現実か、だんだん足元が
おぼつかなくなる感じです。
自殺未遂で昏睡状態になった弟と
その自殺の原因を聞くために
対話を始めた人気少女漫画家の淳美が
弟と自分の過去の記憶や現実を行ったり来たりします。
この浮遊感、いいですね。
好きです。
ミステリーなのかどうかは
ちょっと分かりませんでしたが、
おもしろかったです。
Mirokuさんありがとうございました!