へこんだ夜には | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

定期を落としました。


へこみます。


バスに間に合いそうもなくて定期片手に猛ダッシュしていました。

マフラーを落とし、そのとき定期を持っていた手で

拾いました。

このときは定期があったんですよ。


でもバスに乗る時にはなかった……

その間300メートルくらいなんです。


しかも5分以内に探しに戻ったのになかった。


誰ですか、そんなもん持ってっちゃうのは。



こんなときは大きな事を考えます。


例えば、ヨン様が株で10億円損した、とか。

マイケル・ジャクソンの借金は20億円以上、だとか。


私のこのたびの損害額は多く見積もっても

1万と5千円だ。

すごく少ない、ヨン様とマイケルに申し訳ない。


誰かが持っていってしまったかもしれないという

精神的ショックはさらに大きなことを考えて忘れる。


宇宙が誕生してから137億年とか。

その他、ブラックホールの質量やビックバンに思いを馳せたり

宇宙の終焉、収縮しすべて0になる瞬間を思い描いたり……


哲学も効果的。

世界誕生一秒前説。

すべての記憶や環境は突然1秒前に作られたものだ。

これを反証することはできない、らしいよ(0_0)

過失で定期をなくしたという記憶がつい

1秒前に作られたのかもしれない。


膨張を続ける宇宙の中で限りなく微小なわたくしが定期を紛失。

宇宙には影響をおよぼし得ない事件です。

事件と呼ぶのもおこがましい。


さて、そんな妄想よりも明日からの通勤が面倒です。