● 親子関係を良くするタイミングがありました

こんばんは。市川真由美です。

気分を変えて、ゆりかもめ線が見下ろせるシティホテルにこもり、仕事をしてきました。

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夜には、薬剤師と企業経営者の女友達が仕事終わりに合流して、久しぶりに客室で飲み明かしました。

仕事・子育て・人生・政治・経済などなど、話は尽きず、何時間しゃべったかな?

いろんな情報も受け取れた1日で、楽しかった〜!

話している中で、ある小さなことに気づきました。

先日、娘が「お寿司が食べたい」と言うので、お昼にお寿司を食べに行ったのですが、食べ終わったあと店を出たときに、娘がわたしに「ごちそうさま」を言わなかったのです。

娘と別々の帰り道、わたしは「ごちそうさまを言わないあの子を自然とお礼を言える子にしないといけない」と、ずっと思い悩みながら歩いていました。

そのことを友人たちに話したら、「親子だから言わなくても、そんなに不自然じゃないような気がするわ」と。

「きっと、親以外の人がごちそうしてくれたら、お礼を言えるわよ」と、優しく言ってくれました。

親子の間で、わざわざ「ごちそうさま」を言うかどうか・・・そこに正解はないと思います。
(もちろん言ったほうがいいですけど)

わたしがこの話の中で感じたことは、お礼を言わない娘に対して必要以上に苛立ちを感じたのは、わたし自身が親から「親子であってもごちそうさまを言いなさい」と、言われ続けたから、ということ。


ある意味、強要ともいえるくらい教え込まれたので、わたしの心の中ではその「教え」は腑に落ちていないから、「ごちそうさま」と心の底から言っていなかったのだと思います。

「ごちそうさま」って言葉は、感謝しているからこそ出てくる言葉、ですものね。

今までわたし自身、「ごちそうさまを言う」ことに囚われ過ぎて、親への感謝は、なかったような気がしたのです。

親からの教えって、本当の意味を置き去りにして、自分の中で「そうでなければいけない事」になりやすいと思います。

あなたにも、そんな事あるんじゃないですか?

考え方・思考のクセ、思い込み、に気づいたら、母親との関係も娘との関係も、さらに一段よくなるような気がしました。