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与野本町

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…さすが

占領

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2012/04/20

日々、「海辺のカフカ」稽古に励んでおります。 蜷川さんの稽古をやりながら考える。

かつて、唐さんは作劇の苦労を、ゼロから「いち」を紡ぎ出すこと…と言った。
この言葉は、俳優をやる自分にとってとても重い。出来上がった言葉の中に生きる役者ごときが…と言われた感じを受けたのを覚えてる。言葉の責任の重圧に耐えながら、作家はそれを繋ぐのだ、と。

蜷川さんは演出だが、「いち」を 百にも千にも高める。その イメージの飛躍力が半端でない。

思うに、才能とは 飛躍を正当に見せるすべなのだろう。

井上さんや つかさんが居なくなり、唐さんも 蜷川さんも かなり高齢だ。 みんなお隠れになったとき、いま、自分の居る世界はどうなるのだろう。 その舞台を観ている沢山の人は何処にいくのか?
心配することもない、なるようになるのだろうが、先人の方法を後世に繋げる仕事は、誰かがやらねばならないのだ。

私は、年齢を経たものが 一流である 素晴らしい現場に居られる幸せを感じながら日々を過ごしている。
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海くん、来た時より、髭が白くなったか…?

祭のあと

庭の桜も散りはじめた…
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さくらに埋もれる 海くん

大虎 子虎

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2012/04/09

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優しい目…

贅沢さ

芝居は つくずく「贅沢」に造るべきだ と考える。かつて「秘密の花園」という芝居をやった。私が演じたのは、下町を牛耳る お茶目な悪役「殿」だったが、当時、その芝居を見に来た市川染五郎さんに、唐さんが 「殿」のお付きで出演依頼しようか という流れがあったのを思い出した。勿論実現はしなかったのだが、「染~!」 「殿~!」なんて掛け合いを 一生懸命練って 一杯やる唐さんが 楽しそうで みんなで笑ったものだ。実際に 市川染五郎が出演してたら、見に来た客は、かなりびっくりしただろう。贅沢なのかどうかは実は、わからないが、市川染五郎が、舞台を横切るだけ…なんてことを お客にサービスする、そんな贅沢さがあって、芝居は厚みのあるものになったりする。 私の好きな先輩俳優 菅田俊さんがかつて言ってくれた言葉…「役の大小は無い、己の大小があるだけじゃビックリマーク
お金を使うか使わないか を越えた、イメージの豊饒な状態…それこそが、ハングリーを救う と、人に教わった。
とりやまだもの-120407_192719.jpgうちの近所の夜桜のライティング…
奥に、怖い人影がビックリマーク
とりやまだもの-Image001.jpg本を読む、二宮金次郎…である…

荒川越えて

春のポカポカの中、「海辺のカフカ」の稽古が始まった。毎日、墨田川と荒川を渡って稽古に向かう。
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うちの2階から、手の届く中空に 満開の桜だビックリマーク さて、蜷川さんの稽古ですビックリマーク 厳しいだけでなく繊細で チームワークを大切に保つ…そんな手触りの 暖かさに満ちている。スタッフが素晴らしい。…かつての唐組が目指していた芝居造りが、ここにはまだ生きている。作家に対する絶対の尊厳を、全員でめざす…いい芝居を作る、必要最低条件だ。
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爪きり

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明け

初めての、春のお彼岸が終った…何故か、「入り」と同じく雨…
生きる者の死の影を、明るく感じさせてくれる、この 雑司ヶ谷が 益々好きになる。
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墓地からの「サンシャイン」…巣鴨プリズンのあとに建てられたこのタワーは、A級戦犯たちの巨大な墓石だとも…
ムギも、海も、同じ空気を吸い 元気で過ごした お彼岸であった。
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