当初、チームコーチを実践していたことが、チームスキルを考えるきっかけでした。チームコーチをしていて分かったことは、チームということについての知識とか経験というのが、現場は非常に薄いという事だったのです。
例えばチーム進化の発達段階モデルであるタックマンモデルや、変革のステップ、いわゆるコンフリクト(葛藤)への対処法、人の力を引き出す為の様々な考え方など、チームに関わる知識や知恵について話題にすると、現場ではそんなのがあったのかという、「発見」であることが分かったのです。そんなの知っているよ、とか、知っているけどうまく使えないではなくて、そもそも知らない人が多いということが分かって来ました。
たとえばチームと言ったときに、スポーツチームのイメージはつきやすいのでないでしょうか。しかし漠然とチームという言葉を使っていて、明確な定義を持ってはいないのが大半ではないでしょうか。
チームコーチングという、その場のチームの力を引き出すやり方がありますが、それを現場で実践していて、その手前でレベルアップさせるべき段階があるように思ってきて、そこからチームスキルが生まれました。