組織であれば共有の「場」が必ず必要になります。
アメリカ西海岸のベンチャーで、面白い全員ミーティングに参加させてもらいました。
月一回の全員ランチミーティングです。会社の費用で、ピザにサンドイッチ、飲み物、ジャンクフードも用意され、ミーティングが始まります。CEOが、少し食べ始めた頃に、語りはじめます。今月会社で起きたこと、これから会社が向かおうとしている方向についてざっくばらんに話します。ちょっと良い先人の言葉なども紹介しつつCEOの話は続きます。ベンチャーに投資している企業からやってきた私たちも紹介されました。
気楽に仕事の話をする面白い場の持ち方だと思います。実際には、そこの会議での提案を受けた人の業務がアクションとして発生します。
日本では、最近、会社の経費でおやつを買って、時間内に気楽な雑談をするという場がテレビでも取り上げられるようになりました。これは、業務の話というより、気楽にプライベートの話も含めてするということのようです。
日本では昔、冠婚葬祭も含め上司は仕事以外の個人的な事柄についても気を配る役割が求められていました。その中で、組織メンバーが家族の一員の様に、考え方、性格、価値観を共有して働いていました。飲み会や会社からの慰安旅行という場がその共有の場として使われて来た訳です。その現代版が、昼間の赤ちょうちんである、おやつを食べながらの雑談タイムとなったと考えることもできます。最近増加傾向にあるメンタル問題の予防策としても歓迎されています。しかしながら、この場からは直接的な業務が発生する訳ではありません。
日本人らしい業務を気楽に話せる「場」が今後望まれる事を期待しています。