桃李への小道~OJT②<教育方法は時代とともに> | チームスキル研究所のブログ

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チームスキルとはメンバーとチームが、最高のパフォーマンスと、更なる成長に向け、変化し続けるために必要なスキルの総称です。

論文の指導について、大学の恩師に諭された事があり

ます。昔は(昭和前半くらいまで)のんびりしていて

仕事のペースもゆっくりしていたことでしょうし、情

報の入り方の速度も違っていた時のことです。


先生の指導教授の論文指導スタイルは、「無言」だっ

たそうです。



先生のところに論文をもっていくと、先生はじっくり

読んで「書きなおし」と言ってつき返します。そこで

どこが悪いかじっくり考えて書きなおして提出すると、

また「書きなおし」。


どこを直すべきかの指導は一切なかったそうです。そ

れを何度も繰り返して、最後に「これでよし」と言わ

れるそうです。効率という面ではかなり悪いですが、

自分でじっくり考え、自らの気付きを待つという意味

では、すばらしい教授法だと思います。

先生ご自身の指導方法は、「赤ペン」先生。時代が高

度成長期で仕事のスピードがどんどん速くなっていた

時代です。一字一句、先生の考えでかきなおしていき

ます。いわゆるOJTだと思います。先生の考えを理解

コピーをつくるという意味ではこれまた優れた教育方

法です。

チームスキル研究所のOTT(on the team training

チームのコミュニケーションを重視しながら、先に

目的・目標を上司と部下で確認し、計画までチームで

一緒にたててしまうという手法です。


これは時代のスピードに追い付く為に編み出されたあ

たらしい指導方法ではないでしょうか? 論文の書き

方で言うと実験をしたりそれを理論的に説明すること

を考える前に仮説を立てて先に論文を書き先生と合意

をとるというようなスタイルです。実験をする前に論

文を書くというのはノーベル賞をとった方もやってい

らっしゃったと思います。

情報の量も増え時代のスピードも速くなるにつれ、教

え方も変化してきています。


これは教え方だけではありません。

変化に対応したものだけが生き残れる 

これが生き物の原則なのです。(日日草)