ホエールです。
一昨日は、ちょっと面白いアイテムを使ってみたくてフィールドへ行ってきました。
それは!
ホンデックス・HE-90S
9インチモデルのホンデックス。初めて実機を見ましたが、でかい!老眼には優しい(涙)
実はこれは僕が購入したものではなく、先日、kayak55にホンデックスの守田さんがご来店。その時に
「お魚サイズ深度表示」
に興味があるということをお話したら、少しの間だけになりますがホンデックスさんの展示機をお貸し出しいただくことになったのです。
だって、下に写っている魚が70cmとか出たら単純にテンション上がるじゃないですか。新たな刺激として楽しいかもと思ったのです。
でも、まだあまりホンデックスの大画面モデルはカヤックで使いやすいかどうかが実例が少ない。ということでお借りして試させていただくことになったのです。
これは楽しみだー!
ちなみにホンデックス・HE90Sは振動子が2種類選べて
インハル向きのTD28
忍PROで穴あけ加工ならこちらも加工が楽でいいかも
スカッパー引き上げやアーム出しに向いているTD25
価格はTD28セットが214,500円(税込み)、TD25セットが220,000円(税込み)とやはりけっこうお高い。
HE90Sはデプスマッピング機能が搭載されていてヘディングセンサー(別売り)対応となっています。
実は、その2つの機能がないだけで価格がぐっと安くなるこちらの機種もあります。
PS-900GP-Di
こちらならTD28セットが139,700円(税込み)、TD25セットが142,500円(税込み)。ぐっと現実味を帯びてくる価格になってきます。
正直、個人的には価格差を考えると・・・・サイドビューもないので個人的にはヘディングセンサー不要だし、ある程度詳しい海底地形図は最初から搭載されているので、より細かく描写をつけくわえていく必要がなければデプスマッピング機能もなくてもいいかな!?
個人的に導入するならPS-900GP-Diが本命かも。
お小遣い毎月ギリギリだし
とりあえずお借りしている間使わせてもらって、また後日しっかりインプレしますね!
今回は艇は忍proクゼ・ヒデオ号で出ます
この忍proにはPS-611ディープタイプ用にTD25が取り付けてあるので、すぐにこの魚探も接続できちゃいます。(プロフィッシュのインハル振動子は一時期的に取ってしまったのです)
ちなみにこのクラスはさすがにバッテリー別付け式。忍proのボックス内部にバッテリーを仕込んであります。
ボックス上に見えるバッテリーはカメラのバッテリー。せっかくなので魚探画面をずっと撮影してみようと思ったのですが・・・・
実際の肉眼ではめちゃくちゃ鮮明に見えてるのですが、魚探撮影用に設置したgoproの録画を見たら、反射でぜんぜんうまく写ってませんでした(ToT)
自作で遮光フードを作らないと画面の撮影は厳しそうです。この魚探を借りている間には無理だな・・・
さあ出撃です。
さすがに5月、浅場から魚探の反応自体は上々で、ところどころでかなりベイトフィッシュを捉えることができます。ここでアオリやりたいな〜(でも、今日はせっかくの魚探テストなので深場まで行くつもりなのでアオリ釣りはしませんでした)
こんな感じで映るんですよ、楽しいですよね〜!
この画面では10〜15cmぐらいの魚がボトムからだいたい1.5mぐらいのところで群れているのがわかります。
すごい!
水深20mにも巨大なベイトフィッシュの反応!
こんな反応が出たらもういただいたも同然って感じじゃないですか!
はい・・・
沈黙です(笑)
どうもベイトフィッシュはたくさんいるのにフィッシュイーターがいないのか口を使わないのか!?小さいジグでのSLJ〜上は150gぐらいのジグでアピールしても、なにをやってもアタリがない。そんな〜!!
どうにもヒットがないままに時間だけが過ぎていきます。
これは厳しいかも・・・
そんな中、こういう魚がポツリを映ることがありました!
60cmの魚がボトムから6.9mのところに単体で浮いているではないか〜
これは真鯛っぽくないですか?
魚探右端に入った瞬間にすかさず落としたのですが無視でした(笑)でも、こりゃ楽しい、テンションあがります!
ただ、やはりこのお魚サイズ機能は誤認識もあるようで、どう見てもベイトの群れの中に赤い巨大魚マークがたくさん出現することがあり、おそらく小魚の群れを大型魚と判断してしまっていることがあるようです。さすがに100%完全ではないようです。これは理解した上でそういうものだと思って使うしかないのかと。
ただ、上記の単体の魚などは間違いなく大型魚の反応であるし、慣れていくと誤認識は除外できそうです。
あとは感度の設定などで誤認識を低下させることができるのかも!?このあたりも次の釣行でためしてみます。
とにかくベイトはけっこう捉えるのにジギングで釣れない時間が長くなっていたので、ここらで見切りをつけることにしました。
ジグがだめなら・・・タイラバだ!マッケローニだ!
マッケローニは最近スペアテールが発売されて、釣れ釣れいのごる!ヘッドにネクタイをオレンジにしたり、ホワイトにしたり、レッドにしたりきせかえができるようになりました。
比較的浅場での反応でフィッシュイーターからの答えがでないので、深場に移動。水深70m以上のところでマッケローニごる!ヘッド+オレンジストレートを落とすと・・・
いきなりドン!とロッドが突き刺さる!
引きからして真鯛ではなく大きい根魚だとは思ったのですが、ぷかりと浮いてきた魚体は・・・
楽勝で50cmオーバーのランカーウッカリカサゴでした〜
いや〜外道ですがこれは嬉しい。なにせウッカリカサゴはかなり美味しいですから。一晩二晩寝かせて水分が飛ぶとやばい美味さです。刺し身はぷるぷる、加熱しても美味しい。
いや〜ウッカリカサゴで自己記録サイズだよ
これはディープでマッケローニか!・・・・その後は続かず!
再び浅場の反応へ。
浅場の反応で朝はジグはだめだったけどタイラバならどうだろうか!?
ベイトがかなり写っているので今度はテールをレッドのカーリーにチェンジすると・・・ひったくるようなヒット!
食べごろオオモンハタ
その後はマッケローニでホウボウ、サバ。
マッケローニ、スペアテールのローテーションで確実に釣りの深みが増して面白くなりました。
最後にふたたびジグに戻して新作のメタルエフェクトタングステンでもサバが釣れたのが嬉しかった!このメタルエフェクトタングステン、魚探の反応狙い撃ちには最高の使い心地でした。今度はもっといい魚GETせねばな・・・。
午前中いまいちな釣果でしたが、これだけベイトがいれば午後にチャンスはあると思っていたのですが13時に風が上がってきてしまいました。昨日の予報では夕方まで凪だったはずなのですが、最新の予報をチェックしたらここからずっと風速5mと変わっていました。
撤退!
青物も真鯛も出せず、ちょっと不完全燃焼な釣りになってしまいましたが、やっぱりお魚ちゃんサイズ機能魚探は面白かったな〜。返却までにあと1〜2回は試せると思うので、もうちょっと理解してから詳しくインプレします!
獲物一匹ゴミ一個運動
今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!
ウッカリカサゴはもちろん美味しかったのですが・・・・
サバがとても美味しかったです。
夏までにもうちょっと身体を絞ろうと思っている僕にとっては高タンパク、良質の脂質。DHAにEPAを摂取できる最高の食材。サバ缶とかだって今やそんなに安くないですから、サバがたらふく食えるのは釣り人トレーニーの特権ですね!