アイドリングストップはハイブリッド以外はデメリットも多い | 現役自動車整備士チームMHO
2023-01-24 10:00:25

アイドリングストップはハイブリッド以外はデメリットも多い

テーマ:ブログ

アイドリングストップが各社から出てきて、数年後にランプが点いた。とか、点滅してるなどといった相談が増えました。

 

その原因はほとんどがバッテリーによるものです。

 

バッテリーが始動時電源電圧を下回る。これが数トリップ発生するとランプ点滅やら点灯。といったフローになります。

 

そしてお客さんからどうなってるんだ!と電話が入ります。

 

 

これこれあーで、バッテリーが原因なので交換が必要です。

 

と説明すると、

 

お客さん「バッテリー高いな!」

 

と。

 

こんなやりとりをここ数年ずっと続けてきました。

 

アイドリングストップって、デビューした当初から微妙な機能だなと。僕自身はそう思っていて、実際に嫌いです。

 

アイドリングストップが有効なのってハイブリッドに限りますね。

 

それも、エンジン始動をハイブリッドモーターで行うタイプのもの。

 

トヨタのハイブリッドシステムがいい例で、エンジンが停止したらEVモードで走行になります。電気が不足したらエンジン始動となりますが、ハイブリッドモーターを使ってエンジンをかけるので、始動がスムーズ。

 

セルモーターのようなギャギャギャギャ!といった音もないため、ハイブリッドには最高です。

 

今のトヨタ車にはアイドリングストップが消えつつあるので、燃費抗争時代の技術となって消えるのかなぁと思います。