被災犬の現実 〜倉敷市真備町から〜 | 倉敷市保健所ボランティアteamKARの日々

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《被災犬の現実》

水が敷地内に入ってきた時、お父さんはまず犬の係留を離したそうです。
道路から50センチ下がった自宅。ポポくんは泳ぎながら道路より高い隣家へ。
しかしながら、お隣もどんどん水位が上がり、庭にいたポポくんを2階へ連れて上がってくれました。
生き長らえる事が出来て、親族が市外の預かり施設へ連れて行きました。





あれから1ヶ月。
 
お盆休み期間中は預かれないと言われ、借家だった自宅の庭で途方に暮れる高齢の父親と息子。

避難所に30キロの体重のある犬を置いておくのは迷惑がかかると、避難所から自転車で餌やりと散歩に通う毎日に悲観し、わんにゃんデイケアハウスに連絡がありました。






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☆預かり先の確保
☆犬小屋の設置
☆金曜日に巡回ドクターに診察してもらい預かり宅へ移動させてあげたいので、それまで毎日デイケアハウスに送迎してくれるボランティアの募集。
☆外飼い大型犬可のみなし仮設が無いのか確認。
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8月中のデイケアハウスのシフトが何とか決まり、犬専用トレーラーハウスが到着し、
万全の体制で被災者の方々に寄り添い続ける事が出来るようになり、
一人のボランティアがほぼ毎日真備に通う日々が皆様の助けで解消されたと一安心していた所に、舞い込んで来た難問。
すぐに相談をしたら、新たな方法を模索してくれるスーパーバイザーさん、この日なら送迎できるよと申し出てくれるKARメンバー。犬舎をさがしてくれる玉島わんこボランティアの仲間。

有り難いです

毎日の送迎は大変!!
何とか協力してくれる方で補いたい。それなら出来るよ!と送迎ボランティアのお申し出を募りたい、、