活動4日目その②-大槌高校
4月7日
午前中の釜石の後は、おととい訪れた大槌高校です。
大きな避難所ですから、相変わらず診療待ちのの行列もハンパありません。
前回の人数パニックをふまえ、今回はシステム作りをしました
岩手医科大学・岩手県歯科医師会・一宮歯科医師会で分担です。
県歯科医師会からは たかだ歯科が参加です。
入れ歯等の処置は医科大、その他の診療と受付業務を一宮、県歯科医師会チームは全てのサポート、記録作り といったところです。
診察台② ポータブルユニットで切削
もう痛くねぇぞ! で、パチリ!
あっ、という間の2時間が過ぎ、日が傾く頃には撤収作業を終えることが出来ました。
一緒に仕事が出来たことを誇りに思います!
おととい診療した方が「おぅ。先生だち、がんばってぐれてるから」なんて言いながら、撤収作業を手伝ってくれたり。
そこにはキレイごとでも何も無い、本当の「助け合い」ということが避難所生活の中でも存在し、またそれが当たり前な東北という地域がさらに好きになりました。
午前・午後と訪問先を移動しても頑張ってタイムスケジュールどおりに診療を可能にしてくれたドライバーの佐田さん、ありがとうございました。そして、ご苦労様でした。
活動4日目その①-釜石市 栗林小学校
4月7日
7日夜に起こった地震の影響で、岩手県全域が停電になり、PCが使えずアップできませんでした。
遅ればせながら、活動状況をアップさせていただきます。
活動も4日目です。
今日は午前中は釜石の栗林小学校、午後は大槌高校というダブルヘッター。
釜石市内の信号が点かないので、朝は支援車両でかなり渋滞します。
そのため盛岡から釜石までは通常2時間半くらいのところ、下手すると3時間半かかります。
そこで7時すぎに市内を出発しました。
さて、栗林小学校に着くと、メディアの姿が。(テレビ朝日と読売新聞・・・釜石市の広報誌で僕らの活動を知ったらしいです)
なんでも釜石市内に歯科医療支援が入るのが初めてらしく、取材申し込みを受けました。
取材といっても、僕らが理想を語ったりする話ではなく、純粋に報道として、沿岸地区の被災者の方への広報活動ということだったので、快く了承させていただきました。
受付風景
左奥にチラッと写っているタオルバンダナの男。地元釜石の及川先生。
震災でご自分の歯科医院が流されてしまったにもかかわらず、いち早くポータブルの診療ユニットを被災地に持ち込んでご活躍されています。
お子さんたちには口腔ケア活動もしています。
診療が終わり、取材を受けてる親子。
歯茎が腫れて痛かったと思うけど、よく頑張ったね。
全国版のANNニュースで放映されました。映像はコチラ
ここ釜石では、事前に地元の歯科医師や歯科衛生士が、
被災者の方がどんな診療が必要かをリサーチしておいていただいたことで、2時間という限られた時間の中で、出来る限りの診療成果を残せたと思います。
釜石の先生方、地元の皆さん、1日も早い復興を心より願っています。
地震!
はじめは「ん?じしん?」っていうくらいの弱い揺れだったんですが、気がつくと「ドッドッドドドド」という音とともに下から突き上げるように揺れました。
チームのみんなは無事です。
ご安心ください。
また詳細アップします。