労働力人口が恐ろしい勢いで減少しています。
私は少数ながら採用の手伝いもしますが、時には砂漠で緑の木を探しているような気分になることさえあります。
条件によっては「ムリゲー」と感じることも。
こうなると、良い環境(待遇)を整えるしかありません。
そして苗(人)は高額です。
水やりも肥料もたくさん必要です。
今は過渡期です。
①高い賃金が払える体制にしないと、人は集まらない
↓
②でも高い賃金で終身雇用するのは無理
↓
③なんとか安い賃金で働く人を確保できないか
↓
④やはり低賃金では人が集まらず会社解散
こんな構図が見えてきますね。
自然な流れですが、放っておけません。
これを防ぐには、企業の努力だけでは困難で「終身雇用」を少し緩める必要があります。
解雇の条件を少しだけ緩くする必要性も感じるのです。
その代わり何歳でも、できる仕事に見合った職が得られることが条件です。
まだ無理か…
ならば労働者がいないことは数字から明らかなので、皆で分け合うしか無いですね。
仕事を分け合う「ワーク・シェアリング」ではなく、労働力を分け合う「ヒューマン・シェアリング」です。
そういう働き方になると、面白い時代になりそうです。
テレワークの環境も整い、必要な職務要件(JOB Description)も例文はたくさんありますから、できると思うんだけどな。
株式会社チームグリーン 前田智宏