メジャーデビュー蹴った話#5【全6話】 | ポイ活王〜現代の傾奇者〜

ポイ活王〜現代の傾奇者〜

11年間、国にも企業にも頼らず己のスキルだけで稼ぎながら自由気ままに生活してるプロニート。
・「TEAM.BRAIN」リーダー
・令和の虎159人目志願者
・リベンジ版8人目志願者
・追跡版12人目で出演
・「桜鷹虎」出演
・オンサロ『魁!!ポイ活塾』塾長(在籍250名以上)

◆ガンギレ



プロデューサーの話を聞いて、カチンと来たオレは若かったこともあり、ガン切れした💢
「言いたい放題言うてくれてるけど、あんたが過去プロデュースした人で売れた人おるの?少なくともオレはあんたのことは知らん!」
「あんたが佐久間正英や小林武史レベルのプロデューサーなら話も分かる。まだ名もなき自称プロデューサーちゃうんかい!」
完全にコラコラ問答状態の長州力と橋本真也状態になったオレはさらにまくし立てた😡


「言うこと聞いたらホンマに100%売れるんか?売れなかったら、その後のアーティスト人生保証してくれるの?」
「大体プロデューサーという仕事はアーティストの個性を上手く引き出すことちゃうんかい!」
洒落た喫茶店でとにかく怒涛のごとく大声でまくしたてたのを覚えてる🤯

過去、手がけて売れた人も居るとか抜かしてたけど、それが誰か問いただしても最後まで名前は言わなかった。まぁ売れた人なんて居なかったんでしょう(笑)。
まずそのプロデューサーの名前すら聞いたことなかった。もう22年も前のことで、そいつの名前も顔も完全に忘れたけど……。

「無名プロデューサーの木偶人形(でくにんぎょう)みたいな形でデビューしても何の意味もないし、それで売れなかったら100%後悔しか残らない!」
「オレらはあんたの下で音楽やるつもりはない!😤」
そう吐き捨てて、オレ達兄弟は喫茶店を出た。


数時間後、ディレクターの人から電話かかって来て、事の成り行きは聞いた。
他の人を探してみるけど、もしダメなら今回のデビューの件はかなり厳しいことになるかもしれないと言われました。。