八丈島はひょうたんの形をした島ですが、南北二つの山があります。
そのひとつに、富士山のようなきれいな形の八丈富士。
標高854.3mの八丈富士は円錐形の複式火山で、伊豆諸島最高峰。
形成されて約1万年の若い山。登山口から頂上まで、ゆっくり登って約1時間15分。
天候がよければ、お鉢めぐりや火山地形ならではの景観を楽しめます。
お天気にも恵まれ、絶好の登山日和!
一緒に登るのは、観光でお一人でいらっしゃったあいちゃん。
ガイドは、ロッジ・ワイルル 自慢のパパ ウォルターです。
「Let's jungle hiking!!」「Yes! Let's GO!!」
元気にスタートしましたが、車で七合目まで行きました。
七合目の入口はこんなかんじです。
入ると、片方に階段。片方にコンクリートで舗装された斜面。
足元には明日葉が生えていてるよ、これなんだよー。
と、ウォルターが教えてくれます。
ずっと登っていくと中間地点が見えます!
よし、半分来た!がんばろう!!!
くるっと振り返ると・・このように一望できます!!
ここでも輝く海と水平線、八丈島に感動します!!!!
でも、まだまだ先を急ぎます。第二のフェンスをくぐります。
石の階段を進み、少し石がごつごつしているので足元確認しながら登ります。
「もうちょっとだよ~がんばって!!!」 「はーい!」
頂上かと思ったら、次の看板が見えてきます。
左にいくと、富士山頂上。右に行くと、お鉢巡り。
もちろんまずは頂上から!
頂上までの道のりは、大きな石がごつごつしていたり穴があいていたり
段差で気をつけなければいけません。
また穴や段差は、見える場所と木や茂みにより見えない場所にあります。
ウォルターの「STEP!」の掛け声で避けます。
あと、あぶないのは足元だけでなく、頂上は風がとても強いです。
ちょっと風がキツイと思ったら無理して急がず、すぐにその場にしゃがみましょう。
途中はトンネルでひと休みしてもよいでしょう。
そして登ること15分ほどで頂上に到着します!
登った達成感と、八丈島の魅力が全貌できることもあり感動しました。
そこから広がる景色は、今までみた八丈島の景色の何倍も素敵です。
下には、ふれあい牧場がこんなに小さく見えます。
そして、「このあとはあそこに向かうよ!」と、指をさした下には
小さな湖がありました。
「下に降りた方が風は強くないからね~」 「は~いっ」
さて、頂上の次は、火口(※要ガイド)と浅間神社です。
浅間神社は、頂上手前からとても近いです。
石の階段を下りて、砂利道と川を渡って進みます。
ずっと進むと、鳥居がみえてくるとゴールです。
中には、小さな神社があり、まわりには玉石があったり、
ウォルターがみつけたスケルトンの葉っぱがあったりしました。
浅間神社は神聖な場所なので、是非ご自身で見てみてくださいね。
火口は反対方向なので、先ほど来た道を戻って
反対方向に進みます。
足元はちょっとぬかるみもあるので気をつけて・・っと。
そして少し歩くと・・・先ほど歩いた頂上への道が見えました。
「笑っているおじさん」とウォルターがいいます。
ふふ。確かに笑っている目がみえますね^^
おじさんを横目にずっと降りていくと・・
ジャングルを抜けると、火口に到着です。
頂上から見えていた湖だと思うとまた感動ですね。
水はとても澄みきっていますが、お魚はいませんでした。
少し離れると原っぱがあったので、みんなでお昼休憩です。
寝っ転がったり、ウォルターがわくわくしてバッグにつめてきたクッキーを食べたり。
なんだか懐かしい。小さい頃の遠足を思い出しました。
そして帰り道。帰りのほうが・・なんだかキツイです。
七合目に降りたときには、足がガクガクしてました!
(あまり私のように運動を日ごろされていない方は七合目まで車で行かれることをお勧めします。)
長くなってしまいましたが、八丈島の富士山。
とってもすばらしいです!!!
あいちゃんとウォルターとの出会いと
一緒に過ごしたこの数時間は私にとってたからものです。
八丈島に来てくれて、また一緒に登ってくれて本当にありがとうございました。
※火口付近に降りる際は、とても危険ですので要ガイドです。
ガイドはこちらよりご連絡くださいませ。
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