トミー
SO院長
でも、
寒暖差の激しいこの季節、気持ちいい風ばかりでなく、時にうっかり身体を冷やしすぎ、風邪を引いたり、体調を崩す原因になるので注意が必要です。
そもそも、風邪というのは中国医学が語源です。
中国では感冒といいます。
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「春の神経痛の鍼灸治療」
中国医学では、発病原因を
身体の内側からくる「内因」、
外側からくる「外因」、
に分けて考えています。
そこで今回は、外因について説明します。
外因の原因である外邪には、自然界の気象条件によって発生する六邪(風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火(熱)邪)があり「六淫(りくいん)」とも呼ばれています。
身体が、過度にこれらの外邪に悪影響を受けると、様々な病気を引き起こすと考えられています。
風がよく吹く春の季節は、特に風邪(ふうじゃ)が、病を引き起こす原因になることが多いです。
神経痛は、気温の上昇で起こる風などに、身体が当たり、体表温度を急激に奪われて身体を過度に冷やし、
血液、リンパ、内分泌ホルモンや神経の流れが滞ることが原因で、痛みを引き起こします。
中国医学には「不通則痛」という考え方があり、血流などが悪くなることが痛みの原因となるので、血流が滞る原因を取り除き、血流を良くする経穴(ツボ)に鍼灸治療します。
すると、血液の循環などが改善され、痛みが根本的に軽減されます。
さらに、最近の科学的な研究で、鍼灸治療の刺激によって、脳の視床下部からエンドルフィンという脳内モルヒネが分泌され、痛みを和らげるとも報告されています。
また、身体全体を調整する経穴(ツボ)にも合わせて鍼灸治療を行うことで、内臓の働きも活発になり、
白血球・赤血球・リンパ球などが増え、
免疫力、抵抗力が高まり外邪(外部の邪気)にも負けない体質へ改善され、再発の予防にもつながります。
「中国医学は西洋医学とは違う角度から人体を診るもう一つの医学です」
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