「判断できないレースは全て見送り」
エプソムカップでは相手選びで問題が起きました
6月9日(日)の東京の馬場は差し有利の馬場
当然、本命は差し馬の中からパドックで一番いい馬を選びます
結果は6枠⑪番サイルーンは4着に敗れましたが
これは仕方がない
「相手選びに関して」
相手に関しては基本的には穴を狙うわけですので
本命と同じ脚質では意味がないし
本命に潰されてしまいます
そこで最近は相手選びに関しては「逆の脚質を選ぶ」ことをしていて
これは正解だと考えています
相手候補の中に先行馬(前走重視)が1頭しかおらず
もう1頭は差し馬を選ぶしかなかった
この時点で見送るべきだったのかもしれません
そこで考えたのがより内枠のほうが有利だろうと
2枠③番ルージュリナージュを選んだわけですが
その前のレースで直線で内馬場を空けていたのをすっかり忘れてしまっていました
終わってみれば、勝ち馬は全て内から6頭目より外で内馬場が荒れているのは明白
良馬場ならより内枠から選んでも良かったかもしれません
しかし内馬場が荒れているとなると、ロスは少なくとも荒れた内馬場で
体力を消耗することもある
かといって今回は8枠⑰番ニシノスーベニアは相手候補の中で一番大外
内馬場が荒れているなら一番外枠から拾うという手もありますが
この馬で良かったかというと結論的には疑問です
大外というのはうまく流れに乗れればいいですが
基本的には距離ロスが生じます
つまり内外どっちが有利か不利かは言えないということです
これが今回の大きな結論
馬場が荒れて内馬場が悪くなった場合は
基本的には見送るのがベストではないかと
確実に有利な条件をピックアップして馬券に反映させる
内馬場がいい状態ならより内枠の馬を優先してもいいのではないかと(本命に対して逆の脚質の馬が相手として足りない場合のみ)
「騎手に関して」
もちろん一流騎手は相手選びでも優先です
これは枠に関係ありません
今回のエプソムカップの場合、確かに騎手を見ると
田辺騎手はGⅠを勝っていて、少なくとも横山典や三浦よりはいいですが
信頼できるまでは行きません
実際リーディングの10位以内にも入っていません
本命はもちろん相手選びは当然信頼できる騎手、一流騎手は優先しますが
その他の騎手はより下手な騎手は別として
同列として扱う必要があります
「結論」
内馬場が荒れているときに
本命と逆の脚質の馬がいない場合は
まずは一流騎手を優先
そしてより内枠の馬が好走するか
それとも外枠の馬が好走するかはギャンブルになるので
そういうレースは見送る