避難生活を少しでも元気に過ごすための「パッククッキング」 | 【命は宝】チームBTB

【命は宝】チームBTB

2014年3月9日(日曜日)
コミスタこうべにて、健康チャリティーイベント【命は宝】開催します。
みなさまを、スタッフ一同、お待ちしております。
是非ご参加くださいね。

いざという時に知って安心

防災カラダづくり

 

避難生活を少しでも元気に過ごすための

「パッククッキング」

 

コミスタこうべでBTBと共に防災活動をしている、

にんじんくらぶさんからの食の情報提供です。

 

 

《にんじんくらぶ》

日ごろから「食の学習」と「一緒に料理を作る」ことを実践している管理栄養士のグループです。

いざという時に役立つ「パッククッキング」教室を開催しています。

 

※パッククッキングとは、食材をポリ袋に入れて加熱をする調理法です。

 

 

1.野菜不足解消リゾット

2.ポリ袋を利用したパッククッキング

  お米を炊く  他 栄養の工夫

 

1.アルファ米がお手元や物資にあれば、嬉しいのですが。

添付写真:米アルファ

お湯でも水でも調理が可能ですが、水の代わりに野菜ジュースを入れると野菜不足解消のリゾットになります。

 

 

 

2.ポリ袋を利用したパッククッキングという調理法があります。

 

添付資料:パッククッキング方法参照 

パッククッキング方法図解はHP引用

(図解は電気ポットですが、安全の保証ができないので鍋使用をお勧めしています)

 

 

 

添付レシピ(にんじんくらぶオリジナル)

 

常備食品おにぎり

野菜たっぷりおにぎり

カレー・ピクルス・プリン パッククッキング

 

 

 

 

 

○半透明のシャカシャカした高密度ポリエチレンという素材のポリ袋は130度まで耐えます。

○透明の袋は低密度ポリエチレンという素材で、熱で溶けだします。

 

○ジップロックのようなしっかりした袋も熱に弱くマチがはがれるので不向きです。

 

◎この調理法は、お皿がなくてもポリ袋の結び目を切り、口を広げて食べることができるので、

洗い物不要、片づけ簡単です。

 

〈準備するもの〉

ポリ袋、鍋、

鍋底に入れる皿(ポリ袋の破れを防ぐため)

 

*でき上がりは熱いので、取り出す際に菜箸やストックがあると便利です。

 

*でき上がりをタオルに乗せ、タオルか軍手で揉み解すと便利です。

 

調理ばさみ(袋の結び目を切ります)。

そして、食材料、調味料です。

 

まず、鍋にお皿を入れ、水を入れます。

ガスコンロやカセットコンロで鍋を加熱、沸騰したら弱火にする。調理中は沸点をキープしてください。

 

 

 

パッククッキングの方法      *添付資料あり

 

①ポリ袋に食材、調味料を入れます。

②空気を入れて上部をひねり、よく振り食材・調味料をなじます。

③空気を抜き、真空にして上部でしっかりと結び、ポリ袋を平らにします(平らにすることで熱が均等に伝わります)。

④沸騰したお湯(弱火にして沸点キープ)に入れます。

 

 

〈安心のため〉

●蓋はしません。ポリ袋は浮いてきますが、そのままで大丈夫です。

●結び目が火にかかると溶けるので気をつけてください。

●レシピの加熱時間を経過してもポリ袋のなかは蒸発をしませんので、

慌ててとりださなくても大丈夫です。

●でき上がりを鍋から取り出す際は、ポリ袋がかなり熱いので、菜箸やストックで取り出し、タオルなどの上にポリ袋を置いてください。

●火から目の届くところで調理をし、周囲に燃えやすいものは置かない様にしてください。

 

〈1人前のご飯〉

米(60g)水(90cc)

添付の計量カップ

 

・乳酸菌飲料カップ

・プリン容器

 

 

米(60g)

乳酸菌飲料は米を計量します。

容器擦り切れまで米を入れると 米:60g  

 

無洗米があると便利です。

普通の米も緊急時は洗わなくても大丈夫です。

 

水(90cc)

プリン容器の

まん中ラインまで水を入れると45cc、

まん中ラインを2杯で 水:90cc になります。

 

これをポリ袋に入れ、

約30分浸水してから加熱をすると1人前のご飯ができます。

 

〈栄養の工夫〉

*乾燥ひじきや乾燥わかめをひとつまみ加えると、食物繊維が摂れます。

 

*プリン容器まん中ラインのミックスベジタブルを加えると野菜が摂れます。

 

*これらのごはんに、

レトルトカレーやレトルト牛丼を添えると栄養価がアップします。

 

 

NPO健康づくり推進機構BTB

〜防火カラダづくり〜

http://kenko-btb.org/