石川県能登地方を震源とする地震
みなさんの安全をお祈りします。
以下、発災後の対応方法です。
感染症の情報や不安もある中ですので、
TV等の映像を見たり、情報を聴いたり、
余震を感じることで追体験をしたり、
以前の体験がよみがえるかもしれません。
生理的に、
このようなことがおこることがあります。
涙っぽく・怒りっぽく・不安・無気力、等、
これは自然な反応です。
そして、
カラダと心は繋がっているので、
カラダがかたくなったり、
呼吸が浅くなったりします。
安全を確保して、
ゆっくり呼吸をして、
カラダをほぐしてあげてください。
カラダが心地よく動くと
心も安心し動きます。
予防や対応方法の一部をお伝えします。
【対応方法】
■余震に対する安心をつくる
余震で不安になる人々が出てきた時の対応。
良い状態で対応する為の流れをイメージしておくと役に立ちます。
例えば、3つ数えて呼吸を取り、それでももし余震が続いていたら、
テーブルの下などの安全が必ず確保できる場所へ行くなど。
あなたがいるどの場所においてもどの場所に移動できるかを知っておきましょう。
そして、どの方法で援助するにしても、引き続き生じる余震に、
どう対応したいかについて何らかの計画を持つように支援し、
それをイメージリハーサルしておきます。
■呼吸
呼吸は頭にも、カラダにも、思考にも潜在意識の働きにも影響しています。
運動や瞑想で心拍数が変わります。
しかし、脳内の循環は心拍数ではなく、呼吸数と対応しています。
意識と呼吸のリズムは明確な繋がりがあります。
■周辺視野
周辺視野を使ったリラックスできる方法です。
あごをゆるめて、視野を外側に広げていくとリラクセーションをもたらします。
家族、友達、そして特に子どもに伝えましょう。
これは考える必要のないリラックスするための簡単な方法です。
とても速くて効果的です。
■安定をつくり、自分に教えてあげる
クッションを抱きしめます。
そして自分の手をトントンと動かし自分の身体にやさしく触れます。
そうしながら腹式呼吸を続け、ねぎらいの言葉で自分に教えます。
「私は大丈夫」「私はよくやっている」最後にこの安心した感情を思い出せるようにします。
■ねぎらいの言葉 ねぎらうことは、心の回復に役に立ちます。
「私をねぎらって」と人に言う。
「この状態でよくやっている」お互いに認め合う。
■感情の解放
例・・怒りがあると感じたら大きな声を出す。
泣きたいときには、泣く。
■イメージ法
イメージをしながら深呼吸をする。
吸う息で・・・愛と真実の力を体内に取り入れる
吐く息で・・・体内に滞った負のエネルギーを解き放つ
■子供への関わり方
・このようなことは、ほとんど起きないということを伝える。
・「ぎゅっ」しようと言って抱きしめて、トントンする。
・安定、安心した後「おまじない」といってチョキマークをつくる。(しくみつくり)
・一緒に歌を歌う、身体を動かす。
・絵を描く、暗いものを書いたら、良いイメージになるように「この後どうなるかな?」
■つながりのサポート
安定に役立つのは身近な人々との連帯。
専門家がするのではなく、自分自身でできるよう、そして共にできるようにサポートする。
防災カラダづくり
命は宝 チームBTB