2018年にユネスコで日本の「来訪神」が無形文化財に登録されました。

 

来訪する神を歓待する文化は、日本ならではのもの。

むしろ欧米では外からの来訪者を「敵」として排除するのに対して、

日本では「来訪する神」として歓迎したわけです。

 

それをあらわした文化は、東北から沖縄まで広範囲にわたり。

 

男鹿のなまはげ(秋田県男鹿市)

吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)

米川の水かぶり(宮城県登米市)

遊佐の小正月行事(山形県遊佐町)

能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)

見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)

甑島のトシドリ(鹿児島県薩摩川内市)

薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県三島村)

悪石島のボゼ(鹿児島県十島村)

宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島氏)

 

鬼とはなにか(戸矢学著、河出書房新書)より

 

など、枚挙いとまがありません。

 

そんな「来訪神」のひとつ、

男鹿のなまはげに会いに義弟ファミリー(ワカさんの弟家族)が旅してきたらしい!!

 

 

 

おっふDASH!

 

 

すっごい迫力ガーン!!

 

 

 

ヒャー、やっぱり少し怖いかも~おーっ!

 

ワカさんなんてこの写真を見て

「ちょっと、あんた怖くなかったわけ?」と、姪っ子に詰め寄っていました(笑)。

 

だけどこういう文化に子どもの頃から触れるのはいいことだと感じます。

 

来訪神とされた鬼たちは、海だけでなく山奥や見知らぬ世界からもやってくる。

いわば、異次元の世界からの来訪者。

 

それを神様と崇め、歓待するのは日本ならではといえるでしょう。

 

とはいえ・・・

 

近年の世界情勢を見る限り。

侵入者を歓待するばかりでなく、警戒し、自らを守ることも意識しなければいけなくなっているのも事実だと強く感じます。

 

 

日本もお隣さんがミサイルをポンポン打ち上げている昨今。

 

来訪神を歓待する精神と、自らを守る心構え。

それをバランスよく生きることが、いま求められているのでしょう。

 

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うまし。

 

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

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たくさんの方のご参加とご協力、ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

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