今朝のブログで

ガガの説法~その思い込みから抜け出すがね~


ガガさんが「思い込みに注意するがね」という話をしたんですが。


今日、妻ワカがそのお手本のような方に出会ったんです。


必要なものを買いに出かけたワカ。



メモを見ながら、買うべきものをかごに入れ。

レジに並んだところ、どうもレジの女性店員の様子がおかしい・・・


なんだかワカを睨みつけているようで、相当ご立腹の様子。

真っ黒な長いネイルアートが、どうも場にそぐわない。


(はて?あたしゃ何かしたかね?)

怪訝に思いながらもワカがかごを出すと、無言のままで会計を始めた。

おもむろに中の商品を掴むと、乱暴に取り出していく。

近くにいる店員がヒヤヒヤしだすのがわかる。

周りで見ているお客さんたちも、一様に怪訝な顔を隠さなかった。


(ははぁ、アレかひらめき電球

妻はそこでピンとくる。


一週間ほど前のことだ。

夕方、妻に一本の電話がかかってきた。

年の離れた友人のJ子ちゃんからである。



「ねえ、ワカさん。ちょっと聞いてくださいよ!!

街のど真ん中にある○○ってお店、知ってるでしょ?あのお店で態度の悪い店員がいたから注意したら、めちゃくちゃキレられたんですよぉ~むかっ


聞けば、お客に対する態度があまりにもヒドイので、

「あの、ちょっとその接客はないんじゃない?」

と注意したところ、ものすごい勢いでキレられ、その場で口論になったそうだ。


買った品物を投げつけるように袋に入れられたとプンプンしていた。

にわかには信じられない話だが、実際のことである。


(なるほど、それがこの店員か。はて、でもなぜに初めて会う私に対してこの態度?う~ん・・・)、とワカはクールに考える。


その時、指先がマスクに触れた。

そして、閃いたひらめき電球


「わかった!!この店員、私のことをJ子だと勘違いしてるんだ。

マスクしててはっきり顔が見えないから」


そう!その友人J子ちゃんとワカは、背格好が同じくらい。

しかも好みのファッションも、また雰囲気も、そして性格もものすごく似ているのだ!!


(いや~、私J子じゃないから。人違いですよ~、それにしてもこんなに感情出して仕事したらこのご時世にクビになっちゃうよ~・・・・・・ってのは建前で、さて、こっちはどう出ようか)


そう考えて、さっと周りに視線を巡らせた。

周りのお客や他の店員が緊張した表情で自分たちのことを伺っている。


(ふんふん、じゃ~この手でいこう)と、ワカは心の中でニヤリと笑った。


他の店員がレジを代わろうと入ってくるが、

「あ、どうぞ続けてください」

にこやかに微笑みかけた。


その瞬間、その店員の動きが一瞬止まる。

戸惑うように目をしばたかせる。

恐らく、彼女の心の中では


「あれ?この人、違う?もしかして別人?あせると迷い始め、軽いパニックに陥っているはずだ。

しかし、人は一旦そういう態度を取ると、それを途中で改めるのは実に至難の業なのである。


目を泳がせつつも、やさぐれた態度は変わらない。

横の店員はヒヤヒヤだろうが、こういう時の妻の腹の座りっぷりは凄まじい。

菩薩の如くの微笑みで、「皆さん、どうか口出さないでね。ここは私たちの問題なのよ、うふラブラブ」オーラがハンパなく、まわりが本当に動けないのだ(ホントです)。



次の瞬間、やはり動揺したのか、その女性店員の手が横に積んであった商品に当たり、ガラガラガラと床に落下した!!


ワカはそれをサッと、拾い上げ「あらららら、こりゃあ大変、はいどうぞ」と、笑いながら拾い上げた。


・・・・・・


「で、その後はどうしたのはてなマークあせる


僕は恐る恐る聞く。


「わざとクレジットカードで決済して、お世話さま~って出てきたわよ」


妻はせんべいをバリボリしながら、あっけらかんと言った。


「だって私、J子はクレジット決済しかしないの、よく知ってるもの。

クレジットの名前見て、今頃慌てているでしょうねえ、やべっ別人だったって。

さて、あんなに大勢の前であんな態度取ったらどうなるんだろう、あははは」



・・・・・・(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)・・・・・・


世の中に絶対なんてない。

だけど、これだけは絶対だ。


僕の妻は、心底優しく、舌を巻くほどに賢く・・・・・・そして、怖い・・・・・・(^^;)



これが、思い込み事件の一部始終。



「こいつは嫌な奴に違いない」


その思い込みで店員として、あってはならない行為を周囲に晒してしまった。


もしかしたら、違うかも。

ちょっと待て、一瞬だけでも冷静になってみろ。


この「自分に言い聞かせるほんの少しの判断」が彼女にあったら、こんなことにはならなかったでしょう。


そのくらい、思い込みとは恐いものです。

ちょっとした思い込みや偏見が、自分の信頼を一瞬にして壊すこともあるということ。


そういうことのないように日頃から、

レッテルを張ったり、偏見を持たないように。

決めつけこそが、最大の危険になりうることを肝に銘じて過ごしましょう。


それが人生において、落とし穴にはまらないコツです。


「それにしても、私もまだまだ大丈夫ね、やったー!!


妻が嬉しそうに言う。


「だってさ、J子に間違われたんだよ。J子はまだ30才じゃん。

イエーイ!!



妻よ、アンタはほんとに大物だ・・・・・・(笑)。







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