ひな茶碗
今日は、ひな祭りにちなんだ和菓子を探しに新宿伊勢丹の京都展へ行ってきました。

和菓子に合わせる紅茶を、今日は少し趣向を変えて、エキゾチックなイメージのものを選んでみました。

お菓子は、写真左から、京都・吉廼家(よしのや)の餅菓子「桜ねんね」と桜もち「桜ゑ」、「花見だんご」と、
一番右は頂き物で、小藤屋の「ミニ雛まつりこけし」のおかきです。

お茶は、左側が青山ティーファクトリーのウバ紅茶(ボンバガラエステート)と、右側がアメージングティーのアールグレイです。

スリランカのウバは、インドのダージリン、中国のキームンと並び、世界三大銘茶の一つで、ウバの特徴である強い渋みと強烈なメントール臭が今まで正直苦手だったのですが、こちらのウバをいただくようになってからは、ウバにもいろんな味わいがあることを教わり、ウバの美味しさが少しずつわかるようになってきました。

こちらのアールグレイは、中国のキームンとインドのニルギリ紅茶にベルガモットの香りづけをしたもので、甘みのあるソフトな味わいが気に入っています。いろんな表情を持っているお茶だと思います。

どちらのお茶も、優しいトロッとした甘みがあり、特徴的な香りを持っていますが、これらの和菓子とも不思議とよく合いました。

お抹茶茶碗や、お湯呑みで紅茶をいただくと、手のひらに直接陶器のぬくもりを感じ、和の気分で楽しむことができます。

ちなみにこのお抹茶茶碗は、清水焼で八木海峰作、ひな抹茶碗です。桃のお花とお雛さまが可愛らしいです。
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今日は、お抹茶を点ててみました。

日本には、茶道という独自のお茶文化があります。

私も、今はすっかり紅茶人生ですが、もともとは裏千家茶道を習っていました。
中学1年の時に始めて、社会人2年目まで続けていたので合わせると12年でしょうか。
学校や会社のクラブ活動として習っていたのですが、英国での紅茶との出会いや、その後の異動もあって、茶道のお稽古からは離れ、今は紅茶生活になっています。

もともと和菓子が好きなので、たまにお抹茶も、新年や、和の気分の時に家で点てています。

今回のお菓子は、博多・鈴懸の柚子まんじゅうと菱餅です。
柚子のこの爽やかな香りには、本当にしみじみします。何ていい香りなのでしょう。菱餅のようかんも上品な甘さで、もうすぐお雛さまだなと心はずみます。

お茶は、京都・福寿園の御題抹茶「笑み」です。
もう時期はずれになってしまいましたが、新年の歌会始の今年のお題である「笑み」にちなんで詰められたものです。お抹茶の缶にも、にいーっと笑っている表情が描かれていて可愛らしいです。

日本には四季があり、和菓子の世界は、日本の美しい自然、季節の移り変わりを、そのままに閉じこめ繊細に表現した素晴らしい芸術だと思います。

これからも、季節を大切にしながら日本で楽しむお茶をテーマに、日本文化と、英国を始めとする紅茶文化を持つ国、世界のいろいろなお茶文化について知識を深めていければいいなと思っています。
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フィギュアスケート素晴らしかったです。

家にあるお茶が多すぎて、春の新茶の季節も近づいてきたのでお茶の整理を始めました。

今日は、昨年の秋に京都のお茶屋さんで買ったほうじ茶を、スパイスの代わりにハーブを使ってミルクと煮込んだチャイを作ってみました。

京都・柳桜園茶舗のかりがねほうじ茶「金」(オリンピック金メダルにあやかって!)に、カモミール・ローズピンク・レモングラスを少し加えて煮込みました。
チャイは甘くした方が美味しいので、クリスティーヌ・フェルベールさんの「アルザス産花梨」ジャムを入れていただきました。
「アルザス産ミラベルとカモミール」ジャムが残っていればよかったのですが、いつの間にか食べ終わってしまっていたようで冷蔵庫になかったので花梨にしました。

ほうじ茶の量を多めにしたので、お茶の味わいを残しつつ、ハーブの甘い香りが加わり、花梨のリンゴのような甘酸っぱさと、梨のような果肉の舌触りがまた違った印象になって楽しめました。心がほぐれ、いい夢が見られそうです。

ちなみにこのティーカップは、英国ジョンソン ブラザーズデザインによる、フランシスカンの「デザートローズ」です。ずいぶん前に日本で購入したもので、ハンドペイントの温かみのある優しい色合いが気に入っています。甘いミルクティーにぴったりだと思います。
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スリランカからもうすぐ新茶が届くそうです。

2月は、ディンブラとヌワラエリヤ紅茶のクォリティーシーズンです。
今年はどんなお茶が届けられるのでしょうか?

スリランカの風景を思い起こしつつ、今回は、日本の中でも同じく真夏の太陽が照りつける灼熱の土地からの紅茶のご紹介です。

沖縄で紅茶の栽培が行われているのをご存じでしょうか?

新宿・伊勢丹デパートの沖縄展で「琉球紅茶」を見つけました。
今日のお茶は、沖縄ティーファクトリーの「夕陽の紅茶 サンセットティー」です。他にアッサムとアールグレイの3種類があります。

うるま市石川という土地で、インド産アッサム種のお茶の苗木が無農薬・有機栽培で育てられています。
沖縄は、インドのアッサム地方と同じ北緯26度、そしてスリランカと同じ赤土の土壌ということで紅茶の生産にも適しているそうです。

このサンセットティーは、沖縄の美しい夕陽色をイメージして作られたそうですが、スリランカと沖縄産紅茶のブレンドで、私の印象は、ディンブラとケニヤを合わせたような感じでしょうか。茶葉も赤茶がかっていて、コクがあり青々しいフレッシュさと爽快さ、そして真夏の太陽が照りつけた土のにおいにも似た香ばしさ、それでいてさっぱりとした後味です。美味しいです。
紅茶缶には、山に沈んでいく夕陽をバックに椰子の木の絵が描かれています。

お菓子は、サンセットティーセットに添えられた、沖縄を代表する焼き菓子、ちんすこうと、同じく沖縄展で見つけた黒糖アガラサー(蒸しカステラ)です。
よく考えると、ちんすこうは、沖縄版・英国のショートブレッドですね。
サクサクと軽い味わいで香ばしく、この紅茶にとてもよく合います。ミルクをいれてみると、このちんすこうと全く同じミルクティー色が現れてうれしい発見でした。

黒糖アガラサーも、黒砂糖がそのままの形で入って蒸し上げられています。この巨大な大きさ、沖縄らしいおおらかさです。
ふわっと香る黒砂糖の何とも言えない甘くていい香り!蒸しパンをいただくのも久しぶりで、蒸しパン独特の風味も懐かしかったです。

そんな、素朴で優しい沖縄のおやつにぴったりの紅茶です。
飽きのこない美味しさの「琉球紅茶」、これからも楽しみです。
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東京ドームのテーブルウェア・フェスティバル「暮らしを彩る器展2006」へ先週行ってきました。

昨年はスリランカへ旅行中だったので行かなかったのですが、この展覧会は毎年行くようにしています。毎日の食の楽しみ方、器の使い方など、毎回何かしらの収穫があって、刺激を受けます。

会場で、テーブルアートの阪口恵子先生のお姿をお見かけし、もう3年も経つでしょうか、銀座のブルックボンドハウスで紅茶を習い、ティーコーディネーターの認定証を頂いた時のことを思い出しました。

あと1科目で認定に必要な単位が揃うという時の、私が選んだ最後の授業が阪口先生のテーブルセッティングでした。授業の最後に先生から名前を呼ばれ、素敵な笑顔と一緒に認定証を贈られたことが思い出されました。

この時のテキストだけ別にしておいたようで、なぜか見つからず残念なのですが、テーブルクロスに和紙を使ったり、人数分の食器がなくても家にあるものを上手に組み合わせる方法など、とても面白い授業でした。

ブルックボンドハウスの紅茶教室も、とても充実していて楽しいのでおすすめです。今でも興味のあるイベントがあると参加しています。

今日のお茶は、展覧会の会場で見つけた、海東ブラザースの「舞花茶~tea dance~祁門(キーモン)紅茶&メイグイ花(バラ)」です。

おいしい飲み方の説明通りに、グラスにお茶をひとつまみ入れ、熱湯を注いで3分蒸らし、バラの花のつぼみを浮かべたものと、キームンだけをティーポットでいれたものと2種類作りました。

この中国のキームン紅茶は、インドのダージリン、スリランカのウバと並び世界三大銘茶の一つです。キーモン、キーマンとも言います。

こちらも、以前ご紹介したラプサンスーチョンほど強くはありませんが、紅茶を作る際、閉めきった部屋で木を燃やし、その熱で茶葉を乾燥させているので独特のスモーキーフレーバーがあります。
「工夫(コングー)紅茶」と呼ばれる伝統的手法で、茶葉を揉み上げる工程にも注意が払われ、丁寧に時間と手間をかけて作られます。ただ、実際の製茶の様子などは秘密のベールに隠され、目にすることは難しいようです。

今回のこのキームンは、お茶自体ほんのりバラのような香りがして、スモーキーさはあまり強くないのでとても飲みやすいと思います。後味がさっぱりしているので、中華はもちろん、こってりしたクリームソース系のお料理にも合うと思います。あんことも相性がいいので和菓子にもぴったりです。アッサム紅茶のミルクティーを飲み終わった後、口の中に広がる甘さに似ているような気がします。

キームン紅茶は、そのメーカー、等級の種類によっても様々な香り、味わいがあります。そのスモーキーさを強くつけているものもあれば、スモーキーさは弱めで黒砂糖・黒蜜のような甘い香りのもの、バラまたは蘭のお花の香りがするものなど、本当にたくさんあります。

私は、キームンも大好きで今のところ苦手なキームンとの出会いもないのですが、紅茶教室で一緒になる方のお話を伺うと、キームンが苦手という方もいらっしゃるようです。

スリランカには、ルフナという甘くてコクがある美味しい紅茶があるのですが、このルフナもややスモーキーな味わいがあります。アッサム紅茶も、スモーキーさとは少し違うのですが、甘みのある風味がルフナともキームンともどこか似ていると私は思います。

この「舞花茶」は、ホテルオークラでも楽しめるそうですが、とてもお洒落なお茶の楽しみ方だと思います。お茶のジャンピングと、バラの蕾が少しずつ開いていく様をtea danceと称しています。このキームンは、渋みがないので、お湯につけっぱなしでもきっと大丈夫なのでしょう。中国茶風に何煎かお湯をつぎ足し楽しむスタイルのようです。バラの贅沢な香りに優雅な気分に浸れます。

ラプサンスーチョン紅茶は、かなり個性的なので日本のティールームのメニューに加えるのは難しいのかもしれませんが、このキームン紅茶はぜひ加えていただきたいと思います。
英国では、エリザベス女王のお誕生日にふるまわれるお茶だそうで、歴史と格式のある銘柄のようです。

その昔、ヨーロッパの方たちが思い馳せた、東洋への憧れの香りでもあるキームン紅茶。ぜひ一度お試し下さい。


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今日も街で受験生を見かけました。

自分も受験の時は緊張したなーと、この時期になると思い出します。

今日のお菓子は、玉屋の桜もちです。ナッツ、ドライフルーツ、リラローズも添えました。

お茶は、リーフルダージリンハウスのダージリン、チャーモン農園のオータムナルです。このお茶も好きで気に入っています。お饅頭とよく合うと思います。
ちなみにこのチャーモンとは、茶園にいるチャーム(むくどり)の鳴き声からつけられたそうです。幸せを運んでくれそうな気がします。無農薬のオーガニック農園です。

そして写真右側が、韓国伝統茶Jujube Tea(なつめ茶)です。
黒蜜を溶かしたような、アイスコーヒーの香ばしさにも似て美味しかったです。

ナッツとドライフルーツとも合いました。

少しずついろんな美味しいお茶をご紹介できればと思います。

チョコレートバレンタインデーも終わってしまいました。

ふだん、私はあまりチョコレートは食べないのですが、このバレンタインの時期だけは、世界中からめずらしいチョコレートが集まるのでいろいろ楽しみます。

特に、フランスで毎年秋に開催される、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」展が東京・新宿伊勢丹デパートで1月末に開かれるので、毎年必ずチェックしています。
世界のショコラティエご本人も多数来場し、ついつい買わずにはいられなくなってしまうほどの熱気にあふれます。

今年も、紅茶・抹茶・ほうじ茶などお茶を使ったチョコレートも多く出展されていました。

「コンフィチュールの妖精」とも呼ばれる、クリスティーヌ・フェルベールさんの新作チョコレートも、6種類のお茶を使ったティーガナッシュでした。


ティーガナッシュ


雲南紅茶・フグリ農園のダージリン・四川紅茶・アールグレイ・キームン紅茶・シルバーチップのジャスミンティーの6種です。特にこのジャスミンティーが香り高くて美味しかったです。

チョコレートは、味の個性が強いので紅茶よりもコーヒーの方が合うと言われているようですが、個性の強い紅茶と合わせると意外なハーモニーが生まれます。今日の紅茶教室でもそれを実感しました。

スリランカのウバ、中国のキームン、以前ご紹介したラプサンスーチョン、そしてアールグレイもチョコレートとの相性が良かったです。
オレンジやレモンピールのチョコレートがけ、ミントチョコレート、キャラメルチョコレートなどもあるので、逆に考えてそういう香りの紅茶とも合うのかな?と思います。

お気に入りのお茶といろいろ合わせてみてはいかがでしょうか?

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休日の家での最初の食事は、私にとって特別です。

朝食と言っても、正確にはお昼も兼ねたブランチになることが多いです。

私は、和食派なので仕事のある平日の朝は、ご飯を食べます。少し濃いめにいれた紅茶をお湯やお水でのばして冷蔵庫にいれてアイスティーを作っておき、冬はレンジで温め、夏はそのままいただきます。

家でゆっくりできる休日の最初の食事だけ、純英国風の朝食、フルイングリッシュブレックファーストを自分なりに作って紅茶もミルクティーを楽しみます。

ロンドンのホテルで体験した本物のイングリッシュブレックファーストは、そのうちご紹介したいと思います。今回は、いつもの私の朝食を。

トースト、ベーコン、目玉焼き、マッシュルーム、じゃがいもです。トーストは、私は6枚切りの食パンを使います。両面カリカリにすると後で上あごが痛くなるので、中にトレイをいれたトースターで、上側はカリッと下側はソフトに中はふわっと焼き上げます。ベーコンは、家の近くのお肉屋さんでいつも買っている美味しいものです。

ジャムは、クリスティーヌ・フェルベールさんのものが気に入っていていつも冷蔵庫に7~8種類常備してあるので気分と紅茶に合わせて2~3種類選びます。

そして今日の最初の紅茶は、「INFUSE」のイングリッシュブレックファーストティーです。アッサム・セイロン・ケニヤのブレンドです。
甘みがあって、コックリとした風味のミルクティーが楽しめ気に入っています。今日のこの1杯が最後だったので、またロンドンに行ったときに買ってこようと思っています。

ちなみにこちらの紅茶は、英国在住の、日本紅茶協会ティーインストラクターでいらっしゃる、スチュワード麻子先生が日本の水に合わせてブレンドして作られたものです。お店は、ロンドン北西部のSouth Harrow駅からバスで10分ほど行った、とても環境のいい所にあるので、その風景を思い出しながら最後の1杯を楽しみました。

その後、ジャムと一緒に紅茶を楽しんだり、また別のお茶をいれたり、家でゆっくりできる時は、お茶三昧の1日となります。自分自身が元気になる大切な時間です。
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今週も、無事終わりました。

今日のデザートは、エチカ表参道「ジョヌ・ドゥ・アトリエ」のラベンダーハニープディングです。

お茶は、アメージングティーの「キャンディ&ミント」にしました。スリランカのキャンディ紅茶に、ローズマリー、ラベンダー、ペパーミントがブレンドされています。頭痛・肩こり・目の疲れがふわっとラクになってしまう心癒されるブレンドです。

飲み慣れているお茶の香りと、初めていただくラベンダーはちみつの香りのプリン。アロマな時間でした。

それにちなんで2ポット目は、リーフルダージリンハウスのダージリン・オータムナル(秋摘み)、オカイティ農園「AROMA」です。その名の通りに香り豊かで、お茶本来の味わい、甘み・苦み・渋みが楽しめます。アロマなティータイムでした。
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話題の「エチカ表参道」へ行ってきました。


「駅」と「地下」がひとつになって「エチカ」だそうです。
お目当てのベーカリー「ブーランジェリー ジャン・フランソワ」のクロワッサンを買って、その足で一つ先の外苑前駅の「青山ティーファクトリー」の紅茶屋さんまで歩いて、美味しいキャンディ紅茶とチキンサンドのセットを頂き、今日は充実したランチタイムを過ごすことができました。

一駅分歩いてみると、素敵な画廊を見つけたり、雑誌で見たようなお店を発見したり、青山周辺もいろいろ楽しいです。表参道ヒルズなども近々オープンするようですし。

今日のお茶は、クロワッサンに合わせ、煮込み用にぴったりのCTCタイプのアッサム紅茶でチャイを作りました。
このクロワッサンは、フランスで賞をとったものらしく、パリパリしすぎず、適度に弾力があって私の好みでとっても美味しかったです。