石黒美有 ランチタイムコンサート | ひろ@音楽的生活

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ご来訪ありがとうございます。
ゆっくりと再開します。

前回、石黒美有さんの演奏を聴いたのは2008年3月。
あれから4年も経つのですね、早いな~

東京藝大を卒業された後、イタリア留学され、
帰国後は主に指導者としてご活躍されています。
そろそろ、演奏会は?と思っていたところ、
宗次ホールのランチタイムコンサートに出演されることになりましたので、
出かけてきました。
石黒美有 ランチタイムコンサート
2012年11月18日

モーツァルト  :きらきら星変奏曲
シューマン   :幻想小曲集op.12
リスト     :「ダンテを読んで」ソナタ風幻想曲

ピアノ     :石黒美有

会場      :名古屋市 宗次ホール
久し振りにお目に掛かる石黒美有さん。
4年も経つのに、見かけは変わってないな~という感じ。

前回はスクリャービンのエチュードとソナタがメインでしたし、
ご本人もロシアものが得意と仰っていたことを思い出します。
今回は僕の好きなドイツ系のプログラム。

お客さんに彼女の若い生徒さんがたくさん来られていたようです。
きらきら星変奏曲は、若い生徒さん向けかな?
生徒さんたちに教え諭すかのような、温かい気持ちが伝わってくる演奏でした。
もっとも、彼女自身がとても楽しんで弾いているようでした。

シューマンの幻想小曲集は全8曲、全て演奏されました。
この作品、これぞシューマンという感じの曲ですね。
甘くてセンチメンタル、そして幸福感と孤独感が同居するような音楽。
美有さんは、そんなシューマンの心の内側を温かく、優しく表現されました。
僕の大好きなシューマンです。

それにしても、宗次ホールで何度もピアノを聴いていますが、
こんなに温かい響きを聴いたのは、記憶にないような・・・
このホールは弦に向いていて、ピアノには不向きという印象があるのですが、
美有さんはホールの響きをうまく利用していたように思います。
それもピアニストのセンスなのでしょうか。

リストの「ダンテを読んで」ソナタ風幻想曲は、僕には馴染みのない作品ですが、
彼女のスケールの大きな演奏に惹かれました。
ただ、リストの音楽は僕には難しいなぁ・・・(汗)

10分ほど延長したため、アンコールはありませんでしたが、
素晴らしい演奏会でした。
また彼女のMCも優しいお人柄が表れて素敵でした。
きっと生徒さんたちに人気のある先生なのでしょうね。
でも、今後は演奏活動にも注力して欲しいです。
終演後、フルタイムのリサイタルをリクエストさせていただきました。

自己評価★★★★☆(自由席1,000円)
(10点満点 ★2点、☆1点)