山内敦子 ピアノリサイタル | ひろ@音楽的生活

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ご来訪ありがとうございます。
ゆっくりと再開します。

石黒美有さんのリサイタルの後、熱田文化小劇場へ移動。
今日は午前中に自分のピアノレッスンを入れていたので、
2つのピアノリサイタルと、ピアノ三昧の一日となりました。
なんて贅沢な!^^

山内敦子さんは昨年の2月以来、2度目のリサイタル。
初回のリサイタルは聴いていないので、今回が初めてです。
といっても、あちこちで何度も聴いています。

彼女が採り上げたプログラムは、バッハからスクリャービンまで幅広い。
選曲にどんなこだわりがあるのでしょう?
その回答をリサイタルで見つけたいと思います。
グラズノフのエチュードとスクリャービンのファンタジーなんて、
聴いたこともないです。^^;
山内敦子 ピアノリサイタル
2012年11月18日

バッハ     :フランス組曲第6番 ホ長調BWV817
グラズノフ   :3つのエチュード op.31
スクリャービン :ファンタジー op.28
ドビュッシー  :映像第1集
ショパン    :バラード第4番 へ短調op.52

ピアノ     :山内敦子

会場      :名古屋市 熱田文化小劇場
バッハのフランス組曲からして、ピアノの無垢な響きに心を奪われました。
まるでクリスタルのようにキラキラと輝いている。
ホールやピアノの特性もあるのでしょうが、
彼女の内面から表出されているものもあるように思います。

グラズノフのエチュードは、予想に反して聴きやすい作品でした。^^
エチュードは練習曲というタイトルですが、芸術作品として親しめます。
逆に、演奏会であまり採り上げられないのが不思議なほどです。
印象派風の感覚的な音楽なのでしょうが、
多彩な音色とその煌きだけでなく、
音階が上がったり下がったりするところの運動的な快感も味わえる作品でした。
やはり、透明度の高いキラキラ光る音が素敵でした。

スクリャービンも恐れていたほどのものでなく、
聴きやすい音楽でした、不思議なことに。^^
ただ、終わってからしばらく経つと、どんな音楽だったのか全く覚えていない。(笑)

後半、ドビュッシー映像第1集。
ドビュッシーの作品のなかでは、比較的馴染んでいる作品ですが、
演奏会で楽しむには、僕には10年早いかも?
なんとなくBGM風にぼんやり聴いてしまいました。^^;

ショパンのバラード第4番も僕には難しいなぁ。
彼の最高傑作とも言われる作品でしょうが、聴き手を困惑させる作品かも。
いえ、それなりに楽しめる音楽ではありますが、その先に入っていけないもどかしさがあります。
ショパンは本音を言いませんね。
あっ、でも山内さんの演奏は説得力十分。

アンコールの月の光と幻想即興曲も素敵でした。

音や響きに対する感性が鋭いピアニスト、
彼女なりの選曲だということが分かりました。
一切の不純物を感じさせない響きは山内さんのもの。
次(2014年春)のリサイタルを楽しみに待ちます。

自己評価★★★★(自由席3,000円)
(10点満点 ★2点、☆1点)