アメリカは自由の国だ。頑張れば報われる、アメリカンドリームな世界だ。
ほんとか?
ちゃんとアメリカ社会に属してる訳じゃないし、まして働いてもいないからよくわからないけど、色々感じることはある。まとめようとしても思考が散ってどうしようもないので、とりとめないけど、書き留めておくことにする。
色んな人種がいるから、見た目が自由な感じするのは事実。人がどんなかっこしてても気にしない、というかあの人はそうなんだ、って感じ。違っていい。
何となく、個人の欲求に忠実に生きて行けそうな気配は感じる。ラクちん。
確かに頑張って結果を出せば報われそうな気配もする。というか、会社とかの集団に属していても自分の考えや能力をのびのび前面に出して、ずかずか前に進んでいけそう(能力があれば、ね)。
でも多分差別はある。区別、と言っていいようなものかもしれないけど、日本より感じる機会は多い。
色んな人種がいるけど、結局一緒に行動してるのは同じ人種ってことが多い。住んでる地域も違う(経済的な理由も大きいと思う)。自分と違う人をまるごと受け入れるというより、自分と違う人の存在を認めて自分とは違うんだから、って線を引くようなクールさを感じる。まあ、そうじゃなきゃ一緒に暮らせないか。
学校の先生とかはもともとボランティアで社会的弱者(英語ができないってことはそういうことになるのだろう)を助けよう、って思うような人なので、とても暖かく受け入れてくれるし、そういう博愛精神を持った人が多いのも事実っぽい。
すんごく狭い世界だけど、これまで会ったアメリカの人々や学校の生徒(ムスリムとアジア人が多い)をみて感じること。
まず、結構たくさんの人が宗教に縛られてる。自分の宗教の教えを信じなきゃいけないってことは、考え方もある程度限定されるでしょ。
あと、女はしとやかに男は強く、男と女の役割は、みたいな慣習とかステレオタイプとか、なんだかんだ言っていわゆる正統なアメリカ人も結構強く持ってる感じ。いわんやムスリム系の人々をや。人前で髪も出せないくらいだからね(宗教のせいだけど)。
ところで英語学校の生徒には旦那さんが大学の博士課程にいて、とか恵まれた感じの境遇の人も多いんだけど、難民の人も多い。自分の国には戦争があって、残っている家族が心配だ、とかいう話もよく聞く。
そんなこんなを見聞きすると、なんか、日本人は自由だなーって感じる。
特に頭の中が。思考を限定する要因(宗教、慣習、情報量、教育、政情とか)が少ないっていうか、精神的に、すごく自由だな~、って。実はすごく間口が広いんじゃないかな、って。
だって日本はもともと八百万の神の国だし。カタカナとか作って、外国の言葉そのまま使っちゃうし。家庭料理ひとつとっても、和食じゃないものが幅きかせてるし。こんなに外国のものを丸呑みしてる国ってあるのかなあ?他の国もそんななのかなぁ?学校で見てる限り、そんな感じはしないんだけど。あ、丸呑みは外国に対するコンプレックスの裏返し、という考え方もあるか。
なにはともあれ、ちっこすぎて人が密集してる島国だからか、みんなと調和を保たなくてはいけない国ではあるけれど、日本人のアタマの中はだいぶ自由じゃないか?
それはもしかして平和ボケに由来してたり、精神的な拠り所を欠く弱さになったり、モラルが低下しちゃったり、雑草魂的なものを失ったりってことにもつながるのかもしれないけど。
ああ、アタマがこんがらかる。
もっと色んなことをじっくり考えたら、もっと長くここにいたら、また全然違う考えが生まれてくるのだろうなぁ。




