プレゼントの再編集
今日は、獅子舞の日。そして、今日は私のお誕生日。
1日だけのスペシャルトランクショー。
夜は、ちょっと早めに帰宅しておいしいワインでも…って思ってたけど、
オンライン会議と作業が長引いてしまいお店も閉まってしまう時間に。
はあぁ~…何も特別なものを買えなそうだけど、まぁひとまず帰るか…。
と、帰り支度をしてたら、
夫がおもむろに手作りのチケットを手渡してきた。
(これ、先月の夫の誕生日に「1日限りのお買物券」
…金額上限なし、何買ってもよし、ただし私と一緒に選ぶこと
っていうのを渡したんだけど、完全にパクりじゃないか!)
何かと思ったら、
“たった今、ここで開催するメガネのトランクショー”だという。
(ご近所の眼鏡屋さん・太陽堂さんのご協力により)
太陽堂さんHP (ちなみに弊社で制作させていただいております!三河屋!)
好きなメガネフレームを一緒に選んで、
後日、お店で視力をはかって調整するという仕立て。
こういう時期だから、お店に足を向けにくいし、
店内にあるものをベタベタとさわるのも気兼ねだ。
「これかけてみたい」というと、
夫がアルコール消毒をしながら、手渡ししてくれる。
20分ほどで15本ほど試着して、2本のフレームを選んだ。
基本、即決体質なので、それでもじっくり考えたし楽しめた。
時間も他人の目も気にせず、
一緒にメガネを選べるという体験と時間もプレゼントしてくれるなんて、
ありがとうね、夫よ。
お誕生日近くにたまたま届いた。お酒と本のプレゼント
嬉しいプレゼントと言えば
数日前に、東京に住む友人Iから、先日送った昆布〆のお礼が来た。
ブルックリンブルワリーのボトル詰め合わせと、
同じタイミングで届くように別便でやってきた本。
(富がえりのレシピでもお世話になった、編集者の和田さんがつくられた本だった)
それぞれを開いて、答え合わせするような楽しさがあった。
「伝え方が9割」というベストセラーを書いたのはコピーライターさんだったが、
酒好きの敏腕編集者は、「渡し方」を再編集することで、わくわくさせてくれた。
ありがとうね、Iよ。
こういう時期だから、お祝いやお祭りの形は変ってしまうが、
祈りや感謝や喜びのもとは、なくならない。すでにそこにある。
ただ光が当たってないだけだ。
いや、光に気づいていないだけだ。
------------
しかし、光は闇の中にかがやき、闇は光をおおいつくせない。~(中略)~
幸福についての教えと常によばれてきたこの教え、すなわち真実の教えは、人々が動物的個我のために求めている欺瞞的な幸福の代りに、そのうちどこかで手に入るかもしれぬなどというのではなく、人々が常に今この場所で、常に手に入り、奪われることのない実際の幸福を現に持っているのだということを示したのである。
その幸福は、理屈からひねりだしたにすぎぬものでもなければ、どこかで探し求めなければならなぬようなたぐいのものでもなく、いつかどこかで約束された幸福でもない。それは汚れを知らぬ人間の魂のどれもが直接そこへひかれてゆく、人間にもっとものなじみ深い幸福である。
(トルストイ 『人生論』)
------------