Also sprach Ein Opportunist -3ページ目

行き詰まりと解決策(長文だよ)

わたくしはいまひどく悩んでいるのである。

何なのかとゆーと、このアメブロの処置について悩んでるのだ。


勢い余ってブログを始めてしまったのだが、さままざな自分とのお約束っぽいこのブログのコンセプトを、実は決めていたのである。

そものそもそんなことは自分が了解してればよいことであって、特にひとさまにこのお約束を披露する必要性はないのだけれど、これをすこーし書かないことにはハナシがはじまらんので、書く。


い)ひとさまが見て不快にならない文章。

ろ)ひとさまから指摘されて恥をかかない文章。

は)仕事に支障をきたさない文章。

に)人格破綻を見透かされない文章。

ほ)長文傾向があるので簡潔な文章。

へ)不偏不党中庸マイルドな表現の文章。


フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-enosui001


嗚呼、とうとう行き詰まってしまったよこのブログ。

い~へ)のお約束やコンセプトなどで己をがんじがらめにしたのは、以前より限られたひとにmixi日記にて様々な怪文書じみた文章を日々書き散らかしてきたので、それとは違う、世間様に出しても誤解されないような文章と、己のイメージ向上作戦の一貫のツールとして文章を書く必要があるのでは?と思ったからである。


しかし...。
しかし、これまで数回のブログを読み返してみると、非常にツマラン文章ばかりだ。

今までのmixi日記が面白いかどうかは別としてだが、まあ、mixi日記に書かれていることは噴飯モノな文章の羅列なのであるけれど、基本的に自分でも面白がって書いてきたし、限られたひとびとからではあるが、応援やお叱りの言葉を頂戴しつつそれなりに一定の評価を受け、そして自分なりにもこれまでのmixiでの言論の数々は、その内容にあきれつつも数年という決して短くはない間、継続してオツムの弱い文章ばかりではあるけれど、その筆力こそないけれど継続は力なりといった若干腕力に近い分野の努力っぽいことがらに関しては、少しだけ誇っているし、評価している。

いや、ホントはそのmixi文章の内容でも評価して誇りたいのだが、このブログでは謙虚さがある大人を演出したい都合上、そこまでは書けない。


言葉や言論による表現の自由を進んで曲解し、認知に関するバイアスの実験などと言い訳しつつも、大胆なホンネをウソの言葉の森に潜ませる姑息さでなんとか乗り切ってきた。

しかし時にいらぬ誤解をmixi日記から受けることもあった。

しかし時にはウマくその文章装置がはたらいてくれたこともあった。


そーんな歪んだ内容のmixi日記ではあったが、いくつかの『お約束』はあったのだ。

例えば特定の何かを誹謗中傷しない、利益誘導をしない、自分の手に余るようなウソはつかない、イヤな気分は一切書かない、終止エンターテインメントに徹する、などなど。


で、このブログですが、余りにも自己規制しすぎたね。


そりゃ善いひとに見られたいですよ、わたくしだって。

しかしだ、これまでの数回書いてしまったブログの文章は、ウソこそ書いてはいないがホンネも書いておらん。

そんな誰からも強制されてない文章なのに、まるでスッカスカの提灯文章じみたツマラン言葉の数々。


そんな陳腐で空疎な文章、誰が読むんじゃ。

少なくとも書いてる本人がツマランのだから、読んでしまったひともツマランだろう。


なので、ここで皆様に陳謝する。


『ツマラン文章みせてゴメンねー』

ホントはこの謝罪文で文字の級数とゆーかポイント数を上げたり、絵文字をつかったり、色を変えたりするのが親切ってものなのだろうが、わたくしはそーゆー文字に安易な小細工する昨今の風潮がキライだからやらない。


ま、面白い/面白くない、よい/わるい、などと現象をなんでも二極化するもんじゃない、とは思っているが面白くないものよりは面白いもののほうが、世のためひとのためである。


アタマの良いひとは、簡潔に短いセンテンスで物事の本質を語り、かつ興味のもてるような語り口ができるってものだが、わたくしはそこまで優れた頭脳を持っていないので、ウダウダと語る。

しかしながらこの数回のブログでの文章で、己の発言がツマランことに気がつける程度の教養と良識はあったっぽい。


だからといって、いままでのブログのツマラなさを反省したのはよいが、これから自己規制しつつ皆様の右脳と左脳をネンザさせられるよーな文を提供できるか、これまた自信がない。



だがひとは反省するだけではなく、その反省を生かし新しい試みを模索することで成長する。

あ、我ながらいいこと言ったね。


とにかく若干こころの貞操帯をはずして、もーすこし気楽に書こうと思ってるのですよ。

世間の常識や気分に疎いわたくしのことだから、もしかしたらひとさまが読んだらギョっとしてしまうことを書いてしまうかもしれん。

そしたら即刻削除したり改ざんしたりします。


その内容に呆れるのは勝手ですが、本気で罵倒するようなメッセージやコメントはしないでください。

誰かが傷ついたり不道徳すぎる発言を、削除や改ざんで済まされる問題ではないかもしれないですが、なるべくおおらかに、ひとはひとと違うといった大前提でお願いしたいもの。


言葉はひとが創りだした最も優れたツールです。

言うまでもなく、言葉でひとはひとを幸せにできるし殺すことも可能です。

言葉には言霊とよばれる魂が宿ると申しますし、ペンは剣より強いからこそ、さまざまな国で言論統制をおこなっているのです。

振り返ってみると、チカラで傷ついた経験はあんまりないけど、言葉で傷ついた経験はあります。
逆に幸せだったり楽しい気分も、言葉を介しての経験が多いです。



ウダウダと長い文章もみっともないのでそろそろ終わらせますが、なるべく書く内容には気をつけつつも、なるべくこれからはエンターテイメントしてきますので、すまんがひとつよろしく。


でわでわご清聴ありがとうございました。


あと、たまには下とかに貼ってあるバーナーを踏んで、そこで買い物してくれるとわたくしが嬉しい気分になるばかりではなく、わたくしの経済事情がよくなるので、まあ、人間の幸せがお金ですべて解決できる訳じゃないが、お金が幸せのひとつであることは疑う余地がないので、よくわからない怪しい街頭募金に寄付するくらいなら、ここで音楽のひとつくらいダウンロード購入したほうが、お互いの幸せのためだとおもうのです。
 iTunes Store(Japan)


性能上がって価格は下がった

先日Macのデスクトップが、それぞれマイナーチェンジされた。


フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-MacPro

その発表直前に、友人とMacPro整備済製品がApple Storeに激安ででてる、といった(mixiのうえで)話題になり、お互いに購入の誘惑に負けるところであった(もちろんその直後に新製品発表なんて知ってるわけない)。


わたくしもその友人も現在PowerMac G5を愛用しており、まだまだ実用十分な性能ではあるけれど、最近のアプリケーションはだんだんと今までのPower PCよりも、intel搭載Macでその性能が発揮出来るようになってきたようである。


Photoshop CS3とAperture2などの写真に関する作業を、現在わたくしはG5をメインマシンとして使用しているのだが、24インチのモニタを2台繋げているのでグラフィックカードを性能のよいモノと交換したり、メモリの増設はもちろん、処理のスピードアップのために(信頼性を犠牲にするのだが)ハードディスクを2台ストライピング、つまりRAID0にして、なんとかその実用的な性能まで引き出している。


今回のマイナーチェンジはMacProだけではなく、iMacとMac miniも性能アップとその価格が大幅に見直されたようだ。

フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-iMac


iMacは24インチモデルがメインとなり、いままで(公称)4GBが最大のメモリ容量であったのが8GBのメモリ容量までサポートされるようになった。


iMacの液晶ディスプレイが、どの程度まで写真やデザイン、映像編集なシゴト用途に使えるのか評価がわかれるところだが、いままで大きなネックとなっていたメモリ容量の少なさは、これでイッキに解消されてしまった。

特にたくさんのメモリが必要とさてしまう、映像をつくったり写真の加工や編集といった作業ではかなり楽になるのでは、と思われる。


もちろんいままで使い慣れた環境に近いMacProが、性能面だけではなく価格が大幅に下がったので、とても気になるのだが、それよりかなり低いコストで導入可能なiMacが、十分シゴトに通用する仕様になったおかげでこちらも気になってしまう。



ついこの前G5を修理したばかりだし、すぐに新しいMacProに置き換える経済的余裕なんて、いくら価格が大幅ダウンしたところであるわけがないのだが、iMac24インチは手をのばせば届いてしまう範囲の価格。

いま現在、その性能は十分なはずのiTunesやネット、事務な用途に使用しているintel搭載17インチiMacを「大きなディスプレイ沢山つめるメモリ」とか、理由をこねくりまわして新型24インチiMacを本気で検討しそうで、とてつもなくコワいです。


 iTunes Store(Japan)

最近コンパクトカメラが好き

まだデジタルでの写真仕事よりもアナログな、つまりフィルム(ポジとかリバーサルとかいわれるヤツ)な撮影が一般的だったころです。


中判(ブローニー)とかのサイズでの撮影は、6X7(cm)をマミヤRZで、それより小さい6X4.5(cm)をマミヤ645PROとゆーカメラを使ってました。

大判(ラージフォーマット)な撮影なんて仕事はあんまりなかったけど、その場合は4X5(in) サイズの蛇腹なカメラを使ってました。

ホントはプライベートなんかでは8X10(in)とゆー、A4サイズをひとまわり小さくしたくらいの大きなフィルムを使いたかったけど、もうその値段は忘れたけど、撮影コストがとんでもないことになるんで経済的にムリ。


えーと、いま転がってた4X5(in)のコダックE100Sとゆー20シート入りのハコに貼られた値札みてみたら6,980円、ポラロイド79とゆー同じサイズのが20シート8,700円。

なのでフィルム代のコストが1カットあたり、およそ350円。
堀内カラーでの現像代が、確か1枚500円。

ポラは現像代がかからんけど、4X5だと1カットあたり850円で、もちろんリバーサルフィルムだとその状況によるけど最低同じ写真に対してアンダー、適正、オーバー、と3パターンの露出なカットを撮影するから、1つの写真だと2,550円プラス確認のためポラ450円、しかもこの4X5のポラがよくトラブル起こすので何枚も捨てることになることもしばしば。


なので1カット撮影のためには4X5だと最低3,000円のコストが必要なので、8X10だとその数倍...。



そして時代は流れた。


現在1カット500円の価格では現像できず(ウワサでは倍の1カット1,000円になったとか)、いわゆる『ポラロイド』は製造販売終了。


もはや、とっても巨匠な先生か、アーティストの表現手段か、純然たる趣味の世界のひとでないとそんなコストがかかる写真なんてムリとなってしまい、それとは関係ないのかあるかはわからんけども、個人的には『ちいさいサイズ』に対する興味がめばえたっぽい。

フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-GRD

決してライカのようなレンジファインダーではないし、そもそもデジタルなコンパクトカメラだけど、リコーGR-D Iとゆーカメラです。

量販店とかメーカーサイトに載ってるこのカメラ(ほとんどデザインが変わってないGR-D IIが現行機種http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital2/)の写真とは、みためが違っておかしなことになってるけど、それは背面液晶が外だと見づらいので、テキトーな多分東欧かどこかの28mm外付けビューファインダーを自分勝手に取り付け、屋外で使用するときにぶつかってもレンズが壊れにくい&太陽のヘンな光をカットする、フィルターを付けたいとかのため、フードを付けたから。


しかも、コンパクトカメラにはほとんど搭載されている『光学ズームレンズ』機能がない。
35mmカメラ換算で、およそ28mmとゆー広角単焦点のみ。


そのズームなしとゆー弱点と引き換えに、普通のコンパクトデジカメのズームレンズ広角側でありがちな、不自然な樽型ゆがみに代表されるその欠点が、あまりないこと。


このGR-Dとゆーカメラを手持ちで、スナップな感覚で建築とか風景とか撮影すると楽しいのだ。


第一、4X5はもちろんですが、下のようなデジタル一眼レフカメラと三脚をかかえて個人的な建築撮影なんかしたらアヤシイし怒られるし。
フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-D3
蛇足ですが、このカメラにくっついてるレンズは建築とか風景には、あんまり向かないレンズですので念のため。


で、GR-D Iとゆーカメラはその単焦点広角レンズがイケルだけでなく、通常コンパクトデジカメだと、シボリをシボリじゃなくて、NDフィルターとゆー黒っぽいフィルターを重ねることで済ませるのですが、このカメラだとキチンと(その効果はどーかは別だが)ハネのシボリになってたりする。

あと、コンパクトデジカメの一般的な静止画像ファイル形式はJPEGだけなだけど、RAWファイル撮影が可能だったりするので、撮影後Apertureで管理し、Photoshopなどで16bit TIFFで作業をやり込んでも画質を破壊しづらいのも魅力。


CCDサイズが小さいのと広角なので、ほとんどパンフォーカス(手前と背景同時にピントが合う/合いやすいとか、そんな感じ)なのが長所にも短所にもなりうるのだけど、個人的にはアリだと思ってます。


もともとあんまりコンパクトなカメラとそのフォーマットサイズ、しかも35mmにも興味を持てなかったわたくしではございますが、このGR-Dでやっと人並みで過剰すぎないカメラ機材を扱えるよーになった、うれしい。


しかし普段GR-Dを常に持ち歩くことはしないで、CanonのSDムービー・デジカメばかりをカバンに入れてることが多いのがホントのとこらしいが(長時間のボイスメモがとれるから)。
フォトグラファー・オニギリジョーの現実逃避サーフィング-002
このまえのブログでの写真使い回しだが、左から時計回りに2つめのモノがCanonのSDムービー・デジカメ。

昨年夏に購入したが30fpsな一応エセなハイビジョンも撮れるし、16GBのSDHCで4:3なら2時間以上撮れるし、X10ズームだし、もちろんJPEGも撮れて、そんで3.5マン程度の値段だった、激安っ!



なつやすみとかの実家方面ホリディなときは、このSDムービー・デジカメとiPod、冷たいアイスコーヒーをトートバックにいれて、海岸でおひるねや散歩してボ~っと過ごすのが最高です。

あと、VJ用動画素材もこのカメラで撮影してることが多いです。


 iTunes Music Store(Japan)