子どもが言うことを聞かない、走り回る、突拍子もないこと(場の空気にそぐわない)を言う、学校で問題を起こしたり喧嘩をする、感情的で癇癪が激しいなどで発達障害を疑い病院に行き発達障害の検査を受けた結果

 

ん~なんとも言えないですね。年齢的に判断できないのでグレーかなぁ~と言われました。という方の多くがその後、何も対処せずにそのまま時間を経過させてしまいます。

 

その結果、子どもが大きな問題を起こしたり、不登校になります。

 

まず、病院ではいくら該当しても低年齢であると判断が出来ないので違いますともそうですともいえない=分からない。

分からないとは言えないし、後に発達障害だとしたら信用がなくなるのでグレーかなぁ~と答えています。

 

また、対処方法や今すぐやらなければならないこと(現状の問題解決)の知識はないので(診断と薬の処方のみ)結果的に病院ではどうしようもないのです。

 

これまで数多くの発達障害児をみてきて発達障害がグレーと言われ何年も放置すると様々な問題が引き起ります。

 

1.感情的な性格で攻撃的な性格に育つ

2.不登校になり人を避ける(社会人になっても人を避ける)

3.引きこもりになる

4.友人と些細なことで喧嘩を繰り返し学校に行きたくないという

5.家庭内暴力を行う・親の言うことを聞かなくなる

6.コミュニケーションが上手くいかずに無視されるなどいじめに遭う

7.犯罪を犯し少年院・刑務所に収監される

8.コミュニケーションやこだわりが強いなどで職場での人間関係に悩む

9.夫婦問題や離婚問題を抱える(モラハラ・コミュニケーション障害)

10.適応障害・うつ病などの精神疾患または妄想を抱くようになる

11.自殺する

 

上記が私が実際にみてきた結末です。

 

病院でグレーと診断されたら終わりではありません。以下を早急に行う必要がります。

1.今困っていることに対しての対策を立てる(親子で対応方法を身につける)

2.親子で発達障害の特性傾向を学び事前対処する

3.親が子を支え学力・協調性・精神的成長を見張る

4.将来的に投薬を受ける必要があるか中学生頃の時期に検討する

 

ちなみに、学校に相談しても教員やスクールカウンセラーはほぼ当てになりません。

99%子どもがやる気になるまで待ちましょうといい不登校から引きこもりになり時間だけが経過し取り返しのつかないことになります。結果、フリースクールをすすめてしまいます。

 

よく考えて下さい

フリースクールを卒業した後の子の将来はどうなると思いますか?やりたい職業が出来ても学力も足りず受験できず(または受験できても合格できず)、発達障害の特性訓練もしていない状況で新しい環境で何も問題が起きないと思いますか?

ここまで放置された子どもの多くが、人生に希望がない、生きるのに疲れた、消えたい、死にたいと言います。

お気づきかと思いますが、病院でグレーかなと言われてすぐに動いていたら今頃こうなってはいなかったことに気付くのです。

 

残根ならが、このような状態に至り藁をもすがる想いで来所する方が非常に多いです。

病院でも学校でも、誰も教えてくれないのです。

 

我が子のことは親が考え、調べ、先導してあげなければならないのです。