ゴールをどこにするか?
悩みを抱える方や身体症状でお悩みの方の多くが、今目の前の困りごとや症状が消えて(解決)してくれればいいと考えがちです。心理士・カウンセラーの多くも、困りごとや症状を消す(解決)することをゴールとして着手します。私は、多くの相談者・患者さんを診てきて、今の状況や状態を回復させるのは決してゴールではなく、通過点にしか過ぎないと考えています。おそらく、ここが他の相談所・心理カウンセリングルームと大きく異なる点ではないかと思います。例えば、、不登校相談であれば学校に再度行けるようになる夫婦相談であれば喧嘩をしなくなる離婚相談であれば離婚を回避するうつ病であればうつ病が寛解する私は、この問題や症状が回復したとしても、人生のどこかでまた同じような気持ちになり問題を抱えたり、またはカタチを変えた問題がおきたりし、同じ状況に陥るのではないかと思います。その為、相談もカウンセリングも”根本解決を重視”しています。根本解決とは、問題が起きた際に解決する能力と問題を受け止める思考や心の落としどころ(昇華)を行え過去を振り返り落ち込まない精神、自己を理解し、管理・計画が出来る思考を養うことです。不登校相談であれば、再登校するのは当たり前で、それ以上に、自分の人生の目的・目標を定め、人生を自ら歩む力を持たせる。夫婦相談であれば、そもそも相手方への心無い思考が自分の人生のどこの段階で作られたのか振り返り、伴侶となる覚悟を再決断する。うつ病であれば、同じ出来事でもうつ病にならない思考を持つために、自分の性格や特性をしっかり理解し、対人関係の基礎と免疫、距離感を図れる思考(心)を養う。単に時間を経過させ誤魔化すのではなく、全ての苦労、苦しみを解決(出来事と心情を認め)する=過去を本当の過去にし、通過点と捉えることが重要だと思います。【ホームページ】・仙台家庭問題相談センター・仙台心理カウンセリングセンター【ブログ】・失敗しない離婚相談ブログ・Room AQUAブログ【利用者の感想】・利用者の感想口コミブログ【予約状況のお知らせ】・インフォメーション