うつ病になり23年が経過し、一時はうつ病はもう治らない、一生この病気と生きなければならないんだと覚悟を決めていた方(東京都から来所されていた方)が先日、完全完治で卒業となりました。

 

うつ病患者の多くが自殺を考え未遂をしたり自傷行為を行いながらも死ねずに生き地獄を味わいながら、希望も気力もないまま、ただ同じ日々を何事もないことを祈り生きている方が多いです。

 

これまでうつ病の方の相談と心理カウンセリングを約1万件以上行ってきて途中で諦めなかった方は3年以内に100%完治して卒業しています。

 

この約1万人のうつ病になった経緯(共通点)を幼少期からうつ病に至るまでの時系列を追いかけながら分析し治すために出来た心理療法が要因分析療法となります。

 

うつ病になる原因と心理的耐性、問題解決及び問題が過去になるまでの時間、ここでうつ病になるかどうかが決まります。

嫌悪刺激が限界点に対し平均6割程度を推移すると、うつ病の手前である適応障害で済むことが多いです。

しかし、嫌悪刺激が7割以上+解決時間が本人の心理的耐性の限界を超える、または、時間と共に消費されると、身体症状として警告が現れます。※これは人により異なります。

 

身体症状としては

頭痛、耳鳴り、胃痛、首や肩の痛みなど様々です。

また、脳に電流が流れるような感覚を覚えることや、モヤモヤ感を感じるケースもあります。

 

※ちなみに、この電流やモヤモヤなど脳に違和感を感じた方のデータを分析するとサインバルタ(デュロキセチン)、アリピプラゾール(エビリファイ)が効く傾向があるように感じます。

 

特に、エビリファイは、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り使用する薬です。

 

つまり、自律神経が弱い→交感神経が優勢になりやすい方→SSRIの薬効より更に強いストレス症状(交感神経優勢)ということです。=以前より自律神経が弱い傾向がある方がこの症状が出やすい。

更には、自律神経が弱い方の脚本分析(青年期4期の分析)を行うと、親から厳しく育てられたり否定的なことを言われた方が多いです。

 

この症状を無視し時間を経過させると100%うつ病に至ると思った方が良いです。

 

この症状が現れ始めたことには、悪夢を見ることや中途覚醒が出始めることが多く、更にこれを放置すると睡眠障害に至りメンタル以外に生活が崩壊し始めます。

 

私の場合、上記情報から読み解き、この方は1年で完治する、この方は2年で完治すると推測することが出来ます。

これは、私以外でも、うつ病の治療的カウンセリングをしてきた経験が10年以上、約8000人以上であれば読み解けると思います。それだけ簡単にうつ病は治せます。

 

逆に、うつ病が治らない(完治しない)心理カウンセリングは、来談者中心療法(傾聴のみ)、であったり、問題だけを解決するアドバイス(心理コンサルティング)では治りません。

 

また、抗精神病薬のみというのも意味がありません。薬で性格は変わらない、薬で問題は解決しないからです。

薬は補助的な役目であり治すための主役にはなり得ないからです。

 

何故ならば、うつ病は「心の病」であるので、薬は身体に対し効果があるのであって、心や思考に作用しないのです。

 

例えば、虫歯になり歯が痛くて滅入っているので歯科医院に通いながら同時に心理カウンセリングを受ける。というようなものです。治療は心理カウンセリングではなく、歯科医院となり心理カウンセリングは補助療法です。

歯科医院に通わずに心理カウンセリングだけを受けても治りません。

 

うつ病も、薬だけ飲んでも心理カウンセリングを受け心の再構築を行わなければ治りません。

 

病気=病院・クリニックという考え方は日本に古くから残る考え方で、欧米ではこのような考え方はしません。

欧米では、原因に対して必要なものを選択しています。

 

うつ病でお困りの方、今一度、ご自身の治療方法・方針を再考してみては如何でしょうか。

 

 

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