毎日、夫婦喧嘩を繰り返し口論は当たり前、互いに物を投げたり、激しい時はガラスを割ったりしています。
最近はテレビの画面を割りました。テレビを買い替えるのは3回目です。
過去には警察を呼んで注意されたり、児童相談所から事情聴取されたこともあります。
このようなケースは稀だと思う方もいらっしゃると思いますが、当所では裁判所で円満調停、他の相談所やカウンセリングルームに通っていたのですが、一時は良くなってもまた口論が始まり結局、何も変わらなかったという方が来所されることが非常に多いです。
最近、来所された方で、仙台市内4か所に3年通った方の例
心理カウンセリングルームSSでの助言:旦那さんが毎日3~5回話題を変えて話をすれば良い
心理カウンセリングルームMでの助言:客観的に捉えて会話をしましょう
心理カウンセリングルームMSでの助言:毎日、ありがとうを言いましょう
心理カウンセリングルームMHでの助言:お互いに距離を取りましょう
行く先々で、助言が異なり結局、会話と感謝を行い、冷静になりましょうという点が共通点のようです。
心理カウンセリングルームで夫婦相談を行っているところの多くが、夫婦相談・離婚相談の実績が少なく夫婦問題はコミュニケーションに問題があると思い込んでいます。
例えば、、
ありがとうと伝えればいい→様々なことに対し、ありがとうと言うようにしても喧嘩が起きる
喧嘩した際に距離を取って下さい→距離を取るが、また喧嘩になり離れても同じことの繰り返し
客観的に捉えて下さい→喧嘩になると「あなただってそうだ」「あなたが原因だ」と責任転嫁してしまう。
距離を取る=回避行動であり不満を抱いたまま解決せずに問題を先送りにしているだけです。回避行動は最終手段であり一時的な対処にしか過ぎません。
客観的に捉えて下さい=記憶をリセットしロボットのように感情を切り離すということは出来ません。客観的に捉えるためには、性格の修正と相手との過去の出来事の清算が必須です。
このように表面上の和解や距離を取るという回避ではなく根本的原因を明確にすることが重要です。
以下は当所で重要視している点です。同業の先生方、参考にどうぞ。
1.性格形成の生い立ちを分析する
2.性格の歪みを理解と修正
3.夫婦の婚姻に至るまでの経緯を見直す
4.夫婦の欠けていた決意や夫婦の在り方を学ぶ
5.過去の夫婦喧嘩を分析し正しい関りを理解する
6.互いの歪みや夫婦生活の実態を見直す
7.性格修正と言葉や行動を記録し多段階的に新たな問題の解決と関係の修正を図る
※1~3までは心理カウンセラーでも出来ますが、4~7は家庭相談士でなければ出来ません。
夫婦の関係を修復するのは難しくないです。
根本的原因から解決するので、婚姻当初より更に仲が良くなるのは当たり前です。
その他、解説時に技量が必要になります。
言葉をそのまま受け取らず、言葉に隠された想いや歪みを読み解き脚本を見抜く必要があります。
善悪の判断、助言だけではなく必ず思考傾向を分析し原因を特定し修正することです。
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