小学生の時に友人から嫌なことを言われ、親が ”他人は他人、自分は自分” だから、あなたはあなたの好きなようにしたらいい、他人なんか気にしなくていい、合わない人とは付き合う必要もないと教えて、以来、この子は友人をつくらずに人生を過ごしてきました。

 
誰にも心を開かず会社でも業務以外の話は一切しない、機械のように働き帰宅して眠るだけ、テレビや動画を見ても他人事としか感じず共感することができない。
 
人と関わることがない人生を歩んできたので共感もなければ感動もない
 
その感覚すら分からない、何故、人は他人と関わるのですか?友人がいるメリットってあるんですか?そんなことして何になるんですか?客観的に思考しても意味が全く理解できないのです。
 
大切なのは自分の考えが通るか通らないか、相手が自分に従うか否か、相手が自分に合わせなければ相手を避けるのが最善と考え生きてきたので対人関係が破綻するのも早く、あんな人達と一緒にいたくない、あんな人より自分の方が能力がある、こんな会社は自分には向かないと常に否定し生きてきたので仕事も長続きしません。
 
このような状態の方を心理カウンセリングし、自分の性格を知り、人との関りや生きる意味やに気付かせ本当の社会へと送り出す
基礎プログラミング以外に感情のコントロールや異性に対する感情なども学び、実践していくと2年弱で一般的な思考に変化します。
 
先日、カウンセリングを卒業した方のケースでは、母親が短気で他人の意見も聞かずに暴走するタイプで自分の意見が通らない(相手が同意しない)と曲解し相手を攻撃するような性格で、長い間、この母親から影響を受けていたのですが、父親がこのままでは一生独身で孤独な人生を送ると考え娘を連れてきました。
 
本人は変わる意味すら分からず、やる気が起きない、やりたくない、という危機感の無さが最も難しかったのですが、なんとかプログラミングを終え、なんとか変わることが出来ました。