2024年1月に読んだ本
(個人的な評価 A最高に好き Bすごく好き Cなかなか好き D普通に好き Eいまいち Fダメ)
『海賊たちは黄金を目指す 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘』
(キース・トムスン/杉田七重 訳/東京創元社/2023年)
海外のノンフィクションを読みたい気分になって、読んだ本。
17世紀の海賊の話。
当時の時代背景や国際情勢、世界史における海賊の位置づけ、みたいな部分は少なかった。
悪党ではあるが、終盤、海賊団を解散する場面や、海賊船が廃船となる場面は淋しさがあった。(D)
『少女架刑 吉村昭自選初期短篇集1』
(吉村昭/中公文庫/2018年)
文体、情景描写、言葉の使い方などにハードボイルド的なものを感じる。
自分が吉村昭の作品に惹かれるのは、そのあたりに理由があるのかもしれない。
物語の意外性、不気味さなど、収録作のどれも素晴らしかった。(C)
以上、2024年1月は2冊。