2023年12月に読んだ本
(個人的な評価 A最高に好き Bすごく好き Cなかなか好き D普通に好き Eいまいち Fダメ)
『旅路の果て』
(寺山修司/河出文庫/2023年)
競馬エッセイ。
盲目の競馬予想屋が出てくるあたりに、寺山修司らしさを感じた。(D)
『阿久悠と松本隆』
(中川右介/朝日新書/2017年)
1970年代から1980年代にかけての、歌謡界の年代記。
ヒット曲のランキングの動向を年代順に追っていくという、あっさりした記述方法であるが、そのぶん読みやすく、しかも、さまざまな興味深いトピックが盛り込まれており、最初から最後までおもしろかった。
歌謡界の栄枯盛衰も感じられる。
情報量が多い。(C)
『寺山修司 その知られざる青春』
(小川太郎/中公文庫/2013年)
寺山修司の評伝。
親族への取材など、貴重な証言が多かったように思う。(D)
以上、2023年12月は3冊。