このコマーシャルで、アウトドア部分の監修と言う仕事をさせていただきました。
テクニカル・セーフティー・グッズ・コンプライアンスなどのアドバイスをさせてもらいました。
なかなかかっこうよいコマーシャルになっています。
監督さんもカメラさんも流石です。
カメラはデジタルではなく、フィルムです。
画面では、向かい風で火起こしをがんばっています。
向かい風でないほうがいい、という一般的な指摘をさておくのは
・こどもががんばって火をおこすシーンが必要
・湖に向かって焚き火をしたいのが心情
という、欲しい画とストーリ性を考えた結果だからです。
説明がつくことが大切で、単にエヅラだけ気にするような仕事にならないようします。
向かい風で火起こしをすると、当然煙がこちらに来ます。
煙が適度に出るアドバイスも必要でした。
また、炎が手前すぐから揚がるとこどもとお父さんが危ないので
着火点は奥になっているのも良くみるとわかります。
おとうさんとこどもの服はスタイリストさんが選びます。
そこでは、格好良いけど安全で、荒涼感のある背景でカマド作りから行う、
と言う条件ならどういうのが適切かをある程度お伝えします。
ブランドで言えばこれとかこれ、、程度で、あとは意を得たスタイリストさんが流石な服を探してくれます。
打ち合わせから撮影まで、なかなか時間がかかりましたが
仕上がりはとても良くて安心しました。
当協会でも、様々な撮影をお手伝いできますので、ぜひお声かけください。
自分が映るよりずっと楽ですが、私のダッヂオーブンがテーブルの上に映っていますよっと。