経営の神様と呼ばれ多くの経営者の目標とされた松下電器の創設者の松下幸之助さん。
松下幸之助さんは、「宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。
万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である」と述べています。
こうした宇宙観をもつ松下幸之助さんは、人間が生きていくことはもちろん発展の姿だが、
人間が死ぬこともまた生成発展の1つの姿であるととらえていました。
つまり、「人間が死を恐れ忌みきらうのは人情としては無理のないことだけれども、生成発展
の原理にめざめれば、死はおそれるべきことでも、悲しむべきことでも、つらいことでもなく、
生成発展の一過程にすぎず、また万物が成長する1つの姿であることがわかってくる。
死も厳粛な喜びとなる」と達観していたのです。
経営の神様は、経営だけでなく、人生を生き抜く哲学を持っていたんですね。