今回の作業車はBMW320i
E91
お電話でお問合せ頂きました。
「冷却水が漏れてるのですが入庫できますか?走行できないのでキャリアカーで運んでもらいます」
いつも当店をご利用して頂いてるお客様のおクルマです。
工場も1台ならスペースがあるのでご来店をお願いしました。
その後、お約束通りにキャリアカーで入庫して頂きました。
早速、リフトへ入れて点検をした所。。。
あの部品が割れていました。(多いですね)
↑↓ウォーターホースが割れています
この箇所だけ交換すれば何とか大丈夫そうなのですが、この箇所みたいに樹脂を使ってる箇所は沢山あります。よくあるのがココだけ交換して納車後しばらくして他の箇所が割れて冷却水が漏れる。。。またキャリアカーを呼び工場へ入庫。。。どこか遊びに行く途中。。。休みだった1日が。。。楽しい事何もありません。。。無駄な1日になってしまいます。あの時言われた事(予防整備)やっとけばよかった。。。
なのでこういった時には予防整備も含めお見積りを作成します。
今回は他の作業もお聞きしていました。
これもよくある事。。。
BMWエンブレムの剥げ。。。
今回は後ろ側です。
お聞きしてるのはこれだけでしたが当店で他の箇所も確認した所、エンジンオイルの交換時期になっていました。
どこまで作業を進めるのか?お客様にご相談をします。
ご相談した結果、
今回は割れている箇所のみウォーターホース交換とBMWエンブレム交換、エンジンオイル交換になりました。(予防整備の事はご理解頂いています)
それでは割れているウォーターホースを交換します。
↑ウォーターホースを外しました
↑左側、割れているウォーターホース 右側、新品のウォーターホース
↑割れています(パイプの先がホースの中に入ったままです)
↑新品のウォーターホース
↑新品のウォーターホースに交換しました
交換できればクーラントを補充。
補充ができればエンジンオイルを抜いていきます。
オイルが抜ければドレンワッシャを交換しトルクレンチで締め付け。
エンジンオイルを入れていきます。
次はリア側のBMWエンブレムの交換です。
キズを入れない様に慎重に注意しながら取り外します。
↑左側、剥げてるBMWエンブレム 右側、新品のBMWエンブレム
取り外してから綺麗にお掃除します。取り外さないと綺麗にできませんからね。
新しエンブレムを取り付ければOK。
エンジン始動。
水周りのエア抜き作業をしましょう。
BMWはすごく時間をかけてエア抜きをしていきます。
走行テストもして工場へ戻り、冷却水の漏れが無いか点検します。
エンジンオイルも必要量入ってるのか確認。
BMWテスターを使用しエラーコードの確認やCBSリセットをします。
これで完成ですが1日置いておき、次の日に冷間時の確認をしておきます。
問題が無い事を確認できればお客様へご連絡しお引き取りに来て頂きました。
N様、いつも当店をご利用して頂き誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。