さて、私の想いを伝えて
それに応えようとしてくれた夫ですが

パートナーシップが改善されていく
そのプロセスは

一朝一夕で簡単に
大きな変化が起きるものではありませんでした。

アプローチしては思い通りにいかずに
悲しい思いをしたことも何度もありました。

そんな時、なぜ悲しくなるかというと
私が夫に自分の父親を投影していたからです。

夫に受け入れてもらえない時
「やっぱり私は男の人(父親)に愛されない」
という思い(ビリーフ)が湧いて来るのです。

そのことに気づき
子供の頃に作ったその思い込みを
自分なりに解消していくことをやりました。

どうやってやるかというと

その思い込みととともに湧いてくる悲しみを
その度にしっかりと受け止めて
「味わい尽くす」
ということをやったのです。

当時、子宮委員長はるちゃんの旦那様だった
岡田哲也さんが
「感情は味わい尽くすと勝手に消えていく」
という発信を盛んにされていました。

山羊座の月を持つ私は
そもそも自覚がないまま
自分の感情というものを粗末にして
見て見ぬ振りして生きてきたので

そんな私が夫と向き合うことにしたら
期せずして
自分の感情と向き合うことになったのでした。


感情を感じることが苦手な私にとって
とても助けになったのが
ワインの力でした。

リラックス下手の山羊座月の私でも
ワインを飲むと感情が解放されやすくなります。

ワインを飲んで酔っ払い
本音を夫にぶつけたこともあります。

(コレは通常絡むと言います。笑
ワインについての記事はこちら。)


また、セックスを断られて
夫が先に寝室で眠ってしまったあと

独りリビングでワインを飲みながら
湧いてくる悲しみを味わい尽くし
好きなだけ泣くということもやりました。

(なんか客観的に見ると
よく夜中にシクシク泣いていた
母親にそっくりだな!)

そうすると、あら不思議!

さっきまでの悲しみは何処へやら
少しづつ違う考えが湧いてくるのですよ。


やっぱり私は男の人に愛されない!
      ↓
父親に捨てられたと思っていたけど
それって本当かな?
       ↓
子供を愛してない親っていなくない?
       ↓
親も未熟で自分たちの問題で
離れ離れになったけど
それは私のせいじゃない
       ↓
そもそも愛されていないと
生まれて来ることはできないし
大人になるまで
こうして大きくなれないよね
       ↓
もう、父親に愛されてたことにしちゃおう!
       ↓
夫にも愛されてるわ、私。
       ↓
今日、夫がしてくれないのは
私を愛していないからじゃなくて
ただ単に疲れているだけ

こんな風に変化して行ったのです。

本来、その時その時で湧いてくる感情を
味わい尽くしたり、表現したりしていれば
心にしこりとして残らないんですね。

その場でキチンと解放するということが
大切なことだと思います。

そして、夫と向き合って良かったのは

自分の感情を大切にする
        ↓
自分そのものを大切にする

ということに繋がり

随分と楽に夫に本音が言えるようになったし

自分に段々と自信が持てるようになって
自己肯定感が増したことでした!